AZX
X = 元素記号
原子番号 Z
= 陽子数
中性子数 N
質量数 A
= Z + N
アボガドロ数 NA
12C原子12[g]中の原子数
NA = 6.022×1023
原子量・分子量・式量 M
原子量
12Cの質量=12(12C原子NA[個]で12[g])のときの各原子の相対的質量
分子量・式量
構成する原子の原子量の和
統一原子質量単位 Unified AMU [u] ← 原子質量単位 AMU Atomic Mass Unit
12C原子1個の質量の1/12
1[u] = 1.66×10-24[g]
・・・ 12C原子1個の質量 x → 1:NA = x:12
x/12 = 1/NA
12C原子1個の質量
= 12[u]
ダルトン(ドルトン) [Da]
1[Da] = 1[u]
[kDa]
物質量 n
モル mole [mol]
1[mol]の粒子数 = NA[個]
1[mol]の質量 = M[g]
n = N/NA ・・・ 1:n = NA:N
N:原子数
n = m/M ・・・ 1:n = M:m
m:質量[g]
n = V / V0 →
濃度
重量濃度
[g/l]、[g/ml]、[mg/l]、
モル濃度 M
= n / V
[mol/l]
重量モル濃度
[mol/kg]
密度 →
水の密度 ↓
同位体(アイソトープ) Isotope
安定同位体
放射性同位体 ↓
質量分析[計] ・・・ 同位体比測定
放射性物質
放射性同位体(ラジオアイソトープ) RI
トリチウム、放射性炭素、放射性フッ素、放射性コバルト、放射性沃素、放射性セシウム、
t[s]後の原子数(量) N(t)
N(t) = N(0)×(1/2)t/T
dN(t)/dt = −λN(t)
⇒ N(t) = N(0)e−λt ・・・ 微分方程式 y′= ky、t=0のときN(0)
半減期 T ・・・ 原子数が半減するまでの時間[s]
崩壊定数 λ
λT = loge2
・・・ N(t) / N(0) = (1/2)t/T = e−λt
(t/T) log (1/2) = −λt
放射性壊変(放射線崩壊) ・・・ 放射線を出しながら安定化
α崩壊(α壊変)
AZX −→ A-4Z-2Y + 42He(α粒子)
β崩壊(β壊変)
β-崩壊
AZX −→ AZ+1Y + e-(電子) + \( \bar{ν} \)(反ニュートリノ)
β+崩壊
AZX −→ AZ-1Y + e+(陽電子) + ν(ニュートリノ)
電子捕獲
AZX + e- −→ AZ-1Y + ν(ニュートリノ) ・・・ β線放出せず
γ崩壊(γ壊変)
AZX −→ AZX + γ線
壊変系列
ウラン系列
23892U −→ … −→ 20682Pb
アクチニウム系列
23592U −→ … −→ 20782Pb
23994Pu −→ 23592U + α粒子
トリウム系列
23290Th −→ … −→ 20882Pb
ネプツニウム系列 ・・・ 人工
23793Np −→ … −→ 20983Bi
放射線 →
放射能
強さ ・・・ 同じ値でも放射性物質の種類によって放射線量が異なる
ベクレル [Bq] ・・・ 1秒あたり原子核1個崩壊
1[Bq] = 1[壊変/s]
[kBq]、[MBq]、[GBq]、[TBq]、[PBq]、
濃度
[Bq/kg]、
沈着量
[Bq/m2]、
キュリー [Ci] ・・・ ラジウム1[g]の放射能
1[Ci] = 3.7×1010[Bq] ・・・ 1秒あたりRa原子崩壊数370億個
[μCi]、
マッヘ[単位] Mache[-Einheit] [M.E.]
1[M.E.] = 3.64×10-10[Ci] ≒ 13.5[Bq]
異性体
光学異性体(鏡像異性体)
金属
イオン化列(イオン化傾向)
Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Mn > Zn > Fe > Cd > Ni > Sn > Pb > (H) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
Li〜Pb 酸と反応
Cu、Hg、Ag 希硝酸、濃硝酸、熱濃硫酸と反応
Pt、Au 王水と反応
王水 HNO3 + 3HCl
濃硝酸1:濃塩酸3
重金属
軽金属
合金 ↓
金属加工 →
相
気相(気体、ガス) Gas
↑ 蒸発
沸点
凝結(凝縮) ↓
液相(液体) Liquid
↑ 融解
融点/凝固点(氷点)
凝固 ↓
固相(固体) Solid
結晶 ↓
昇華
固相 ⇔ 気相
蒸気圧 →
相平衡
クラペイロンノ式
dP / dT = ΔH / (T・ΔV)
潜熱 ΔH
相転移の際、吸収・放出される熱
蒸発エンタルピー(蒸発熱、気化熱) ΔHv
融解エンタルピー(融解熱) ΔHf
昇華エンタルピー(昇華熱) ΔHs
エンタルピー、自由エネルギー →
三重点 ・・・ 3相が平衡を保ちつつ共存
水の三重点
温度:273.16[K] = 0.01[℃]
ケルビン [K]の定義 →
沸点上昇
凝固点降下
混合気体
空気 →
酸素分圧
760[mmHg] × 0.21 = 160[mmHg]
1013[hPa] × 0.21 = 213[hPa]
成分気体
分圧比 = 物質量比
・・・ 同温、同体積、PV = nRT
ドルトンノ分圧法則
混合気体の全圧 = 各成分気体の分圧の和
溶液
溶解
溶質
溶媒
濃度 ↑
不飽和 ・・・ まだ溶ける
飽和 ・・・ もう溶けない
固体溶解度
分配法則
混じり合わない2つの溶液に溶質が溶ける時、一定の割合で分配されて溶ける
分配比(分配係数)
飽和溶液
結晶析出
・ 水の蒸発
水和物、水和水 ↓
・ 溶液の冷却
再結晶 ↓
気体溶解度
ヘンリーノ法則
一定温度で、一定体積の液体に溶解する気体の物質量(質量)は、その気体の圧力に比例する
n ∝ P
m ∝ P
半透膜 ・・・ 溶媒を通し、溶質を通さない
浸透現象
浸透圧 Π [atm] ・・・ 溶媒が”希薄”溶液側へ浸透しようとする圧力
= nRT / V = MRT ・・・ = ファントホッフノ浸透圧法則
R[atm・l/K・mol] = 0.082 →
細胞膜 →
コロイド溶液(ゾル)
コロイド ↓
ゲル ・・・ ゼリー状
シリカゲル ↓
コロイド(膠質) Colloid
直径約10-7−10-5[cm]の粒子 > 原子の大きさ
分子コロイド ・・・ ≒ 高分子の大きさ
ブラウン運動 ・・・ コロイドの微小運動
原子との衝突の結果
チンダル現象 ・・・ 光の通路が見える
光の散乱 →
コロイド溶液 ↑
濾過 ・・・ 固体と液体の分離
濾紙
透析 ・・・ 半透膜でコロイド分離
再結晶
溶液を冷却し、析出した結晶を分離
蒸留(蒸溜)
液体を加熱 ⇒ 冷却し、その際、蒸気を分離
分留(精留、分別蒸留)
蒸留の繰り返し
沸点の低いものから
蒸留機
乾留
固体(有機物)を加熱し、揮発成分を分離
クロマトグラフィー
吸着力の差や分配比を利用して分離
電気泳動 ・・・ 直流電流で分子・コロイドが移動
結晶 ・・・ 粒子の並びが規則的
化学結合
原子間結合
共有結合 ・・・ 電子の共有
共有結晶
イオン間結合
イオン結合
イオン結晶
金属結合 ・・・ 陽イオン − 自由電子 − 陽イオン
金属結晶
ホール ・・・ 電子の穴
= 正孔 ・・・ 正電荷同様
p型半導体 ↓
伝導電子 ・・・ 結合しない電子
n型半導体 ↓
ファンデルワールス結合 ・・・ ファンデルワールス力(分子間力)で結合
分子結晶
水和物 ・・・ 結晶
水和水(結晶水) ・・・ 結晶中の水
準結晶 ・・・ 粒子の並びが規則的だが、周期的ではない
無定形 ・・・ 粒子の並びが不規則
加熱で軟化して溶融
ガラス、プラスチック、ゴム、
非晶質(アモルファス) Amorphous
一部、規則的
ガラス転移
ガラス転移点
酸・アルカリ
酸
塩基
中和
水素イオン濃度 [H+]
[H+][OH-] = 10-14[mol/l]
水素イオン指数(ペーハー) pH
pH = log10 (1 / [H+]) = −log10[H+]
[H+] = 10-pH
酸性 pH < 7
中性 pH = 7
[H+] = [OH-] = 1.0×10-7[mol/l]
アルカリ性 pH > 7
pH指示薬
リトマス
メチルレッド
メチルオレンジ
pH試験紙
リトマス紙
電解質
非電解質
電離
電離平衡
AlK(SO4)2 −→ Al3+ + K+ + 2SO42-
・
・
・
電気分解(電解) ・・・ 直流電流で分解
電極
陽極 +
陰極 −
ファラデーノ法則
電極で変化するイオンの物質量 ∝ 流れる電気量
ファラデー定数 F
F = eNA
= 9.65×104[C/mol] ・・・ 1.602×10-19 × 6.022×1023
溶融電解
金属の精錬
アルミニウム、
電池(バッテリー) →
導体
抵抗率:10-6[Ωm]より小
半導体 Semiconductor
抵抗率:10-6〜106[Ωm]
Si、Ge、Sn、
温度を上げたり、光を当てたり、不純物を加えると電気伝導
無機半導体
シリコン系半導体 ・・・ シリコン Si、ゲルマニウム Ge + 不純物
p型半導体 positive
+電荷
ホール ↑
不純物:B、
n型半導体 negative
−電荷
伝導電子 ↑
不純物:P、As、
化合物半導体
砒化ガリウム GaAs
窒化物半導体
酸化物半導体
アモルファス半導体 ・・・ 非晶質
IGZO ・・・ In、Ga、Zn、O
透明な酸化物半導体
有機半導体
絶縁体
抵抗率:106[Ωm]より大
酸化還元反応
酸化
酸素と化合
水素を失う
電子を失う
酸化数・増
酸化剤
還元
水素と化合
酸素を失う
電子を得る
酸化数・減
還元剤
酸化数
T、U、V、W、…
化学反応
化学反応式
反応系(原系) −→ 生成系
可逆反応
不可逆反応
質量保存則
化学変化の前後で物質の質量の総和は変化しない
核反応では成立しない →
解離
電離 ↑
縮合
エーテル、エステル、アミド、 ↓
反応熱
[kcal/mol]
[kcal/g]
定圧反応熱 ΔH ・・・ dQ = dH
ΔH < 0 発熱反応 ・・・ 反応系 −→ 生成系 + (−ΔH)
ΔH > 0 吸熱反応 ・・・ 反応系 + ΔH −→ 生成系
燃焼熱 ・・・ 完全燃焼時の発生熱
生成熱
溶解熱
中和熱
潜熱 ↑
生理的熱量 →
化学平衡
平衡定数
温度一定、圧力一定 ・・・ 圧力一定の下での化学反応が多い
ギブスノ自由エネルギー G →
ΔG = ΔH − ΔU = ΔH − TΔS
ΔG = 0 化学平衡
反応速度
触媒 Catalyst
触媒活性
カタール [kat]
1[kat] = 1[mol/s]
正触媒 ・・・ 化学反応促進
負触媒
光触媒
酸化チタン + 水 + 光
→ 水から水素、酸素
人工光合成 →
酵素(生体触媒) →
カップリング反応 ・・・ 様々な有機物の合成
パラジウム触媒
AZX
X = 元素記号
Z:原子番号
A:質量数
周期表
Z | X | M | 存在度[%] | 半減期 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | H | 水素 | 1 | 99.985 | |
D | 重水素(デューテリウム) | 2 | 0.015 | ||
T | 三重水素(トリチウム) | 3 | 12.3年 | ||
2 | He | ヘリウム(ヘリウム4) | 4 | 99.999 | |
3He | ヘリウム3 | 3 | 0.0001 | ||
3 | Li | リチウム | 7 | 92.5 | |
6Li | リチウム6 | 6 | 7.5 | ||
4 | Be | ベリリウム | |||
5 | B | 硼素(ホウ素、ボロン) | 11 | 80.1 | |
10B | 硼素10 | 10 | 19.9 | ||
6 | C | 炭素 | 12 | 98.89 | |
13C | 炭素13 | 13 | 1.11 | ||
14C | 炭素14 | 14 | 5730年 | ||
7 | N | 窒素 | 14 | ||
8 | O | 酸素 | 16 | ||
9 | F | 弗素(フッ素) | 19 | 100 | |
18F | 弗素18 | 18 | 約110分 | ||
10 | Ne | ネオン | |||
11 | Na | ナトリウム | |||
12 | Mg | マグネシウム | |||
13 | Al | アルミニウム → | |||
14 | Si | 珪素(ケイ素、シリコン) | |||
15 | P | 燐(リン) | |||
16 | S | 硫黄 | |||
17 | Cl | 塩素 | |||
18 | Ar | アルゴン | |||
19 | K | カリウム | 39 | 93.26 | |
40K | カリウム40 | 40 | 0.01 | 1.28×109年 | |
41K | カリウム41 | 41 | 6.73 | ||
20 | Ca | カルシウム | |||
21 | Sc | スカンジウム | |||
22 | Ti | チタン | |||
23 | V | バナジウム | |||
24 | Cr | クロム | |||
25 | Mn | マンガン | |||
26 | Fe | 鉄 → | |||
27 | Co | コバルト | 59 | 100 | |
60Co | コバルト60 | 60 | 5.27年 | ||
28 | Ni | ニッケル | |||
29 | Cu | 銅 → | |||
30 | Zn | 亜鉛 | |||
31 | Ga | ガリウム | |||
32 | Ge | ゲルマニウム | |||
33 | As | 砒素(ヒ素) | |||
34 | Se | セレン | |||
35 | Br | 臭素 | |||
36 | Kr | クリプトン | |||
37 | Rb | ルビジウム | |||
38 | Sr | ストロンチウム | 88 | 82.6 | |
86Sr | ストロンチウム86 | 86 | 9.9 | ||
87Sr | ストロンチウム87 | 87 | 7 | ||
89Sr | ストロンチウム89 | 89 | 約50日 | ||
90Sr | ストロンチウム90 | 90 | 約29年 | ||
39 | Y | イットリウム | |||
40 | Zr | ジルコニウム | |||
41 | Nb | ニオブ | |||
42 | Mo | モリブデン | |||
43 | Tc | テクネチウム | |||
44 | Ru | ルテニウム | |||
45 | Rh | ロジウム | |||
46 | Pd | パラジウム | |||
47 | Ag | 銀 | |||
48 | Cd | カドミウム | |||
49 | In | インジウム | |||
50 | Sn | 錫(スズ) | |||
51 | Sb | アンチモン | |||
52 | Te | テルル | |||
53 | I | 沃素(ヨウ素、ヨード) | 127 | 100 | |
131I | 沃素131 | 131 | 約8日 | ||
134I | 沃素134 | 134 | 52分 | ||
54 | Xe | キセノン | |||
55 | Cs | セシウム | 133 | 100 | |
134Cs | セシウム134 | 134 | 約2年 | ||
137Cs | セシウム137 | 137 | 30年 | ||
56 | Ba | バリウム | |||
57 | La | ランタン | |||
58 | Ce | セリウム | |||
59 | Pr | プラセオジム | |||
60 | Nd | ネオジム | |||
61 | Pm | プロメチウム | |||
62 | Sm | サマリウム | |||
63 | Eu | ユウロピウム | |||
64 | Gd | ガドリニウム | |||
65 | Tb | テルビウム | |||
66 | Dy | ジスプロシウム | |||
67 | Ho | ホルミウム | |||
68 | Er | エルビウム | |||
69 | Tm | ツリウム | |||
70 | Yb | イッテルビウム | |||
71 | Lu | ルテチウム | |||
72 | Hf | ハフニウム | |||
73 | Ta | タンタル | |||
74 | W | タングステン | |||
75 | Re | レニウム | |||
76 | Os | オスミウム | |||
77 | Ir | イリジウム | |||
78 | Pt | 白金(プラチナ) | |||
79 | Au | 金 | |||
80 | Hg | 水銀 | |||
81 | Tl | タリウム | |||
82 | Pb | 鉛 | |||
83 | Bi | ビスマス(蒼鉛) | |||
84 | Po | ポロニウム | |||
85 | At | アスタチン | |||
86 | Tn | トロン | 220 | ||
86 | Rn | ラドン | 222 | ||
87 | Fr | フランシウム | |||
88 | Ra | ラジウム | |||
89 | Ac | アクチニウム | |||
90 | Th | トリウム | |||
91 | Pa | プロトアクチニウム | |||
92 | U | ウラン | |||
93 | Np | ネプツニウム | |||
94 | Pu | プルトニウム | |||
95 | Am | アメリシウム | |||
96 | Cm | キュリウム | |||
97 | Bk | バークリウム | |||
98 | Cf | カリホルニウム | |||
99 | Es | アインスタイニウム | |||
100 | Fm | フェルミウム | |||
101 | Md | メンデレビウム | |||
102 | No | ノーベリウム | |||
103 | Lr | ローレンシウム | |||
104 | Rf | ラザフォーディウム | |||
105 | Db | ドブニウム | |||
106 | Sg | シーボーギウム | |||
107 | Bh | ボーリウム | |||
108 | Hs | ハッシウム | |||
109 | Mt | マイトナーリウム | |||
110 | Ds | ダームスタチウム | |||
111 | Rg | レントゲニウム | |||
112 | Cn | コペルニシウム | |||
113 | Nh | ニホニウム | |||
114 | Fl | フレロビウム | |||
115 | Mc | モスコビウム | |||
116 | Lv | リバモリウム | |||
117 | Ts | テネシン | |||
118 | Og | オガネソン |
化学式
示性式
炭化水素基
アルキル基 CnH2n+1、R−
ベンゼン環
官能基
ヒドロキシル基(水酸基) −OH
カルボキシル基 −COOH
アミノ基 −NH2
アルデヒド基 −CHO
カルボニル基 >C=O
アセチル基 −COCH3
アゾ基 −N=N−
ジアゾ基 N2=
酸化数 ↑
錯体(配位化合物)
錯イオン
高分子
天然高分子
合成高分子
重合体(多量体、ポリマー)
単量体(モノマー)
水 H2O
水の密度
1気圧4[℃]で最大
= 1[g/ml] = 1[g/cm3] = 1000[kg/m3] = 1[t/m3]
= 1[mg/l] = 1[g/m3]
硬度 [mg/l]
= Ca量[mg/l] × 2.49 + Mg量[mg/l] × 4.11
硬水
概ね硬度120[mg/l]以上
軟水
概ね硬度100[mg/l]未満
水 ⇔ 水蒸気
沸点:100[℃]
気化熱 ΔHv = 40.66[kJ/mol]
氷 ⇔ 水
融点:0[℃]
融解熱 ΔHf = 6.01[kJ/mol]
水蒸気
氷
氷の密度
= 0.9168[g/cm3] ・・・ < 水の密度
過酸化水素 H2O2
コバルト酸リチウム LiCoO2
煤(すす)
カーボンブラック →
二酸化炭素 CO2
炭酸(炭酸水) H2CO3(H2O + CO2)
ドライアイス
一酸化炭素 CO
CO2 + C ←→ 2CO
二酸化窒素 NO2
2NO2 ←→ 2NO + O2
一酸化窒素 NO
一酸化二窒素(亜酸化窒素) N2O
アンモニア NH3
沸点:−33.4[℃]、融点:−77.7[℃]
冷媒、
アンモニウムイオン NH4+
アンモニア水
NH3 + H2O ←→ NH4+ + OH-
N2 + 3H2 ←→ 2NH3 (高温・高圧) ・・・ ハーバー−ボッシュ法
ヒドラジン N2H4
硝酸 HNO3
希硝酸
濃硝酸
硝酸アンモニウム(硝安) NH4NO3
硫酸アンモニウム(硫安) (NH4)2SO4
塩化アンモニウム NH4Cl
シアン化合物(青酸化合物)
シアン化水素(青酸) HCN
シアン化ナトリウム(青酸ソーダ) NaCN
シアン化カリウム(青酸カリ) KCN
アセトニトリル(シアン化メチル) CH3CN
アクリロニトリル CH2=CHCN
アクリロニトリル樹脂 ↓
フッ化水素 HF
フッ化黒鉛 CF
水酸化ナトリウム(苛性ソーダ、ソーダ石灰) NaOH
炭酸ナトリウム(ソーダ、曹達) Na2CO3
炭酸水素ナトリウム(重曹) NaHCO3
2NaHCO3 −→ Na2CO3 + H2O + CO2
硝酸ナトリウム NaNO3
チリ硝石 →
亜硝酸ナトリウム NaNO2
塩化ナトリウム(塩) NaCl
NaOH + HCl −→ NaCl + H2O
Na2CO3 + 2HCl −→ 2NaCl + H2O + CO2
酸化アルミニウム Al2O3
水酸化アルミニウム Al(OH)3
硫酸アルミニウム Al2(SO4)3
明礬(ミョウバン)
硫酸カリウムアルミニウム12水 AlK(SO4)2・12H2O
明礬石 →
炭化珪素 SiC
二酸化珪素(シリカ) SiO2
珪酸(ケイ酸)
珪石/珪砂、珪華 →
メタ珪酸 H2SiO3
珪酸ナトリウム
メタ珪酸ナトリウム Na2SiO3
水ガラス
ガラス →
シリコン →
シリカゲル
吸着剤、乾燥剤、
ホスフィン PH3
燐酸(リン酸) H3PO4
リン酸イオン PO43-
リン酸カルシウム Ca3(PO4)2
ピロリン酸(二リン酸) H4P2O7
二リン酸イオン P2O74-
ピロリン酸カルシウム Ca2P2O7
二硫化炭素 CS2
二酸化硫黄 SO2
S + O2 −→ SO2
亜硫酸 H2SO3(H2O + SO2)
硫酸 H2SO4
硫酸イオン SO42-
希硫酸
濃硫酸
熱濃硫酸
硫化水素 H2S
腐卵臭、有毒
空気より重い
金属などと反応して硫化物(硫化鉄など)生成
六フッ化硫黄 SF6
塩酸 HCl
希塩酸
濃塩酸
次亜塩素酸 HClO
塩素酸 HClO3
二酸化塩素 ClO2
水酸化カリウム(苛性カリ) KOH
硝酸カリウム KNO3
硝石 →
炭化カルシウム(カーバイド) CaC2
アセチレン ↓
酸化カルシウム(生石灰) CaO
水酸化カルシウム(消石灰) Ca(OH)2
CaO + H2O −→ Ca(OH)2
炭酸水素カルシウム Ca(HCO3)2
炭酸カルシウム CaCO3
Ca(OH)2 + CO2 −→ CaCO3 + H2O
石灰華 →
硫酸カルシウム CaSO4
石膏 →
次亜塩素酸カルシウム Ca(ClO)2
さらし粉
酸化チタン
酸化チタン(W) = 二酸化チタン TiO2
クロム化合物
六価クロム
三酸化クロム CrO3
酸化マンガン(U) MnO
酸化マンガン(W) = 二酸化マンガン MnO2
酸化マンガン(V) = 三酸化二マンガン Mn2O3
酸化マンガン(U)マンガン(W) = 四酸化三マンガン Mn3O4
酸化鉄(U) FeO
酸化鉄(V) Fe2O3
赤鉄鉱 →
弁柄(ベンガラ)
赤色顔料
四酸化三鉄 Fe3O4
磁鉄鉱 →
硫化鉄(U) FeS
塩化鉄(U) FeCl2
塩化鉄(V) FeCl3
水酸化ニッケル(T) NiOH
水酸化ニッケル(U) Ni(OH)2
オキシ水酸化ニッケル(V) NiO(OH)
酸化銅(T) Cu2O
酸化銅(U) CuO
Cu(OH)2 −→ CuO + H2O
水酸化銅(T) CuOH
水酸化銅(U) Cu(OH)2
Cu2+ + 2OH- −→ Cu(OH)2
銅アンモニア溶液
Cu2+ + 4NH3 −→ [Cu(NH3)4]2+
硫化銅(T) Cu2S
硫化銅(U) CuS
硫酸銅(T) Cu2SO4
硫酸銅(U) CuSO4
CuO + H2SO4 −→ CuSO4 + H2O
窒化ガリウム GaN
砒化ガリウム GaAs
酸化亜鉛 ZnO
塩化亜鉛 ZnCl2
三酸化二砒素(亜砒酸) As2O3
酸化銀(T) Ag2O
臭化銀 AgBr
フィルム、
酸化インジウム(V) In2O3
酸化インジウムスズ ITO ・・・ In2O3 + SnO2
酸化スズ(W) SnO2
沃化サマリウム(U) SmI2
塩化水銀(T) Hg2Cl2
塩化水銀(U) HgCl2
硫化水銀(T) Hg2S
硫化水銀(U) HgS
メチル水銀
塩化メチル水銀 CH3HgCl
酸化鉛(U) = 一酸化鉛 PbO
酸化鉛(W) = 二酸化鉛 PbO2
硫化鉛(U) PbS
硫酸鉛(U) PbSO4
硫酸鉛(W) Pb(SO4)2
酸化ウラン(U) = 一酸化ウラン UO
酸化ウラン(W) = 二酸化ウラン UO2
アルカン CnH2n+2
メタン CH4
沸点:−161.5[℃]、融点:−182.6[℃]
エタン C2H6
クロロエタン C2H5Cl
ジクロロエタン C2H4Cl2
プロパン C3H8
ブタン C4H10
ペンタン C5H12
ヘキサン C6H14
ヘプタン C7H16
オクタン C8H18
アルケン(オレフィン) CnH2n
エチレン C2H4
エチレンオキシド ↓
テトラフルオロエチレン C2F4
フッ素樹脂 ↓
ポリエチレン ↓
プロピレン(プロペン) C3H6
ポリプロピレン ↓
ブテン(ブチレン) C4H8
イソブテン
アルキン CnH2n-2
アセチレン C2H2
CaC2 + 2H2O −→ C2H2 + Ca(OH)2
酸素アセチレン炎 ・・・ 3000[℃]超
ガス溶接、
ブタジエン C4H6
イソプレン
塩化ビニル(クロロエチレン) CH2=CHCl
ポリ塩化ビニル ↓
酢酸ビニル CH2=CHOCOCH3
ポリ酢酸ビニル ↓
アルコール Alcohol R−OH
メタノール(メチルアルコール) CH3OH
エタノール(エチルアルコール) CH3CH2OH
アルコール発酵 →
プロパノール(プロピルアルコール) (CH3)2CHOH
ブタノール(ブチルアルコール) C4H9OH
ビニルアルコール CH2=CHOH
グリセリン C3H5(OH)3
ニトログリセリン C3H5N3O9
アルデヒド R−CHO
ホルムアルデヒド HCHO
2CH3OH + O2 −→ 2HCHO + 2H2O
ホルマリン
アセトアルデヒド CH3CHO
2C2H5OH + O2 −→ 2CH3CHO + 2H2O
エーテル Ether R−O−R'
溶媒、
ジメチルエーテル DME CH3OCH3
スプレー、
ジエチルエーテル C2H5OC2H5
ETBE Ethyl Tertiary Butyl Ether C2H5O(CH3)3 ・・・ Tertiary = 第三の
バイオETBE →
エポキシド ・・・ 環状エーテル
エポキシ基 −COC− ・・・ 三員環
エチレンオキシド(酸化エチレン) C2H4O
ケトン R−CO−R'
アセトン CH3COCH3
ベンゼン C6H6
クロロベンゼン C6H5Cl
ジクロロベンゼン C6H4Cl2
パラジクロロベンゼン
トルエン(メチルベンゼン) C6H5CH3
ニトロトルエン C6H4(CH3)NO2
エチルベンゼン C6H5C2H5
プロピルベンゼン C6H5C3H7
クメン(イソプロピルベンゼン)
スチレン(スチロール) C6H5CH=CH2
ポリスチレン ↓
キシレン C6H4(CH3)2
クレゾール C6H4(CH3)OH
ナフタレン C10H8
フェノール C6H5OH
ビスフェノールA (CH3)2C(C6H4OH)2 ・・・ 合成樹脂原料
ビフェニル(ジフェニル) C6H5−C6H5
ポリ塩化ビフェニル PCB C12ClnH10-n
かつて電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体など
国内製造中止 [1972]
コプラナーPCB ・・・ ダイオキシン類
PCB廃棄物 →
ピロン C5H4O2
クロモン C9H6O2
フラボノイド ・・・ ビタミン様物質
フラボン C15H10O2
イソフラボン C15H10O2
フラバノン C15H12O2
カテキン C15H14O6
ヘスペリジン C28H34O15 ・・・ ビタミン様物質
アントシアン類
アントシアニン
フロン類
クロロフルオロカーボン CFC
ハイドロクロロフルオロカーボン HCFC
ハイドロフルオロカーボン HFC
1・1・1・2−テトラフルオロエタン HFC-134a CH2FCF3
代替フロン
冷媒、
フロン類似物質
パーフルオロカーボン PFC
パーフルオロメタン PFC-14 CF4
有機酸
[モノ]カルボン酸 R−COOH
蟻酸(ギ酸) HCOOH
酢酸 CH3COOH
2CH3CHO + O2 −→ 2CH3COOH
氷酢酸
無水酢酸 (CH3CO)2O
2CH3COOH −→ (CH3CO)2O + H2O
食酢
プロピオン酸 C2H5COOH
酪酸 C3H7COOH
吉草酸 C4H9COOH
アクリル酸(プロペン酸) CH2=CHCOOH
蓚酸(シュウ酸) (COOH)2
マロン酸 HOOC−CH2−COOH
コハク酸 HOOC−(CH2)2−COOH
オキサロ酢酸 C4H4O5
乳酸 CH3CH(OH)COOH
クエン酸 (CH2)2COH(COOH)3、C6H8O7
安息香酸 C6H5COOH
サリチル酸 C6H4(OH)COOH
アセチルサリチル酸(アスピリン) C6H4(COOH)COOCH3
解熱鎮痛剤、
C6H4(OH)COOH + CH3COOH −→ C6H4(COOH)COOCH3 + H2O ・・・ アセチル化
フタル酸 C6H4(COOH)2
ピクリン酸 C6H2(OH)(NO2)3
エステル
カルボン酸エステル R−COO−R' ・・・ カルボン酸 + アルコール
サリチル酸メチル C6H4(OH)COOCH3
硝酸エステル RONO2
硝酸セルロース(ニトロセルロース)
セルロース →
セルロイド ↓
硫酸エステル R2SO4、RHSO4
ポリエステル ↓
アゾ化合物 R−N=N−R'
アゾベンゼン C6H5−N=N−C6H5
メチルレッド、メチルオレンジ ↑
アゾ染料 →
スルホン R−SO2−R'
スルホン酸 R−SO3H
アミン R−NH2、
メチルアミン CH3NH2
エチルアミン C2H5NH2
インドール C8H7N
セロトニン C10H12N2O
トリプトファンから →
脳内セロトニン →
アニリン C6H5NH2
アセトアニリド C6H5NHCOCH3
C6H5NH2 + CH3COOH −→ C6H5NHCOCH3 + H2O ・・・ アセチル化
ジアゾ化合物
ジアゾメタン CH2N2
ジアゾニウム塩
塩化ベンゼンジアゾニウム C6H5N2Cl
C6H5NH2 + 2HCl + NaNO2 −→ C6H5N2Cl + NaCl + 2H2O ・・・ ジアゾ化
ジアゾ反応 ・・・ 様々な有機物の合成
カップリング反応
ジアゾニウム塩 + フェノール類 −→ アゾ化合物
ヒスタミン C5H9N3
ヒスチジンから →
アミド −CO−NH− ・・・ カルボン酸 + アミン
アセトアミド(酢酸アミド) CH3CONH2
アクリルアミド CH2=CHCONH2
尿素 CO(NH2)2
尿素水
CO(NH2)2 + H2O ←→ 2NH3 + CO2
尿素樹脂 ↓
ウレタン
ポリウレタン ↓
アルカロイド(植物塩基)
ピリミジン C4H4N2
ピリミジン塩基
シトシン、チミン、ウラシル、 →
プリン C5H4N4
プリン塩基(プリン体)
アデニン、グアニン、 →
尿酸 C5H4N4O3
プリン体の老廃物
トリアジン C3H3N3
メラミン C3N3(NH2)3
メラミン樹脂 ↓
核酸 →
炭水化物 →
糖類
アミノ糖(グリコサミン) →
蛋白質(タンパク質) →
アミノ酸 →
油脂 →
脂質
原油(石油) →
合成繊維/合成樹脂
熱可塑性樹脂
熱硬化性樹脂
ポリアミド PA
ナイロン
アラミド(芳香族ポリアミド)
アラミド繊維
高強度
ケブラー
ポリエステル
ポリエチレンテレフタレート ↓
ポリウレタン PU、PUR
クッション材、
フッ素樹脂
ポリテトラフルオロエチレン PTFE
テフロン
ePTFE ・・・ PTFEを延伸加工
シリコン樹脂
エポキシ樹脂
尿素樹脂(ユリア樹脂)
メラミン[−ホルムアルデヒド]樹脂
プラスチック
セルロイド
硝酸セルロースから ↑
ポリエチレン PE -[-CH2−CH2-]-n
人工芝、
ポリプロピレン PP -[-C2H4−CH2-]-n
キャップ、
ポリエチレンテレフタレート PET
ペットボトル、
ポリカーボネート(ポリカ) PC
透明
耐衝撃
光ファイバー、CD・DVD、
ポリ塩化ビニル PVC -[-CH2=CHCl-]-n
ポリ酢酸ビニル PVAC -[-CH2=CHOCOCH3-]-n
チューインガムベース、
ポリビニルアルコール PVA、PVAL -[-CH2=CHOH-]-n
ポリ酢酸ビニルの加水分解
接着剤、液状のり、液晶フィルム、
ポリスチレン PS
スチレン(スチロール) ↑
発泡スチロール
アクリル酸エステル樹脂
メタクリル酸メチル樹脂(ポリメチルメタクリレート) PMMA Polymethyl Methacrylate
「アクリルガラス」
透明
耐衝撃
アクリロニトリル樹脂
ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)
耐衝撃
繊維強化プラスチック FRP Fiber Reinforced Plastics
ゴム →
※
記号の上付、下付ずれ有り