横浜・山下公園から元町/山手へ散歩。
- 山下公園 - ポーリン橋 - 横浜人形の家 - フランス橋 - 港の見える丘公園 - ブラフ99ガーデン - 元町公園 - 代官坂上 - 山手町 - 「イタリア山」 - 石川町駅
- 山手町 - 山手公園
洋館が点在しているエリア。
横浜開港後、外国商館が神奈川(宿)ではなく横浜につくられていったため、諸外国の領事館も神奈川(宿)から横浜・山手へ移転した。
さほど観光地化されているわけでもないので、落ち着いて歩ける。
車だと停めたくても停められずにあれよあれよと通り過ぎてしまう。
港の見える丘[公園]
フランス橋から港の見える丘公園へ丘登り。
一帯は「フランス山」。登り口(フランス橋)あたりがフランス領事館跡。途中、橙色の小風車が回っている所がフランス領事官邸跡。
昔はもっと海面が広がって見えて展望が良かったのかもしれないが、
今は……
モビルスーツを捕捉しました。
動くのか? - ガンチャン(www.youtube.com/GUNDAM)
追)2024年3月営業終了。
上の写真の旗は、
船舶の国際信号旗・U旗(=「危険に向かっている」)とW旗(=「医療の援助が欲しい」)。U+Wで「ご安航を祈る」。
※ 参考サイト 気象海洋コンサルタント 国際信号旗(wam.sub.jp/home/contents/info/flag.html)
ついでながら、今年(2020年)6月から全国で運用が始まった津波フラッグも赤白のU旗と同じデザイン。海水浴場や海岸付近で振られていたら「津波だ逃げろ」。
丘の上のローズガーデン側は、かつて(生麦事件後)のイギリス軍駐屯地跡。イギリス館は旧イギリス総領事公邸。
なお、イギリス領事館があった所は山手ではなく関内居留地。
▼ ローズガーデン
- 山手111番館
- 神奈川近代文学館
- 岩崎博物館 -ゲーテ座記念-
横浜元町(もとまち)
横浜の中の横浜。
- フランス橋 - 元町・中華街駅 - 元町商店街 - 石川町駅
- 元町・中華街駅/アメリカ山公園 - ブラフ99ガーデン
みなとみらい線終点 元町・中華街駅
屋上はアメリカ山公園。全国初の立体都市公園制度利用。
ここから横浜地方気象台にかけて、アメリカ海軍病院用地だったので、「アメリカ山」。
追)元町・中華街駅から港の見える丘公園の地下にかけて車両留置場建設中。2023年からトンネル掘削。
従来、みなとみらい線の車両は、東急・元住吉車庫に留置。
将来、本牧・根岸方面へ延伸計画もある。横浜環状鉄道。
- ブラフ99ガーデン
ブラフ Bluffは、山手居留地の外国人による呼び名。「絶壁」の意。 - 山手外国人墓地
- 山手十番館/山手資料館
元町・中華街駅~石川町駅
横浜元町ショッピングストリート(www.motomachi.or.jp/)
アイキャナルストリート/ひらがな商店街 →
元町公園
谷あいの鬱蒼とした公園。
山手本通りから下っていくとジェラール水屋敷。
ジェラールは、この谷戸の湧水を水道ひいて売ったり、西洋瓦(ジェラール瓦)などを製造・販売していたフランス人実業家。
登り返すのが億劫になって商店街に抜けてしまった。
- 元町公園 - 元町商店街
別の日。
▼ 山手本通りの元町公園前。自働電話(電話ボックス)が目印
山手234番館
洋菓子店「えの木てい」(www.enokitei.jp/)と隣接。山手89-6番館。
エリスマン邸
移築された館だが、周りの自然と調和している。
エリスマンは、生糸貿易商社シーベル・ヘグナー商会の横浜支配人。
- ベーリック・ホール
- 山手80番館遺跡 ・・・ エリスマン邸の下
山手
元町公園・ベーリック・ホール~「イタリア山」の山手本通りは、車だとあっという間だが、歩くと少し長丁場。
丘の上を歩いているのだ---1軒の「茶店」が現れる。喫茶エレーナ(yamate-elena.com/)。
- 山手公園/テニス発祥記念館
日本初の洋式公園(1870年)。東京の上野公園などより先に開園しているが、外国人専用だった - ビアザケ通り
キリンビール発祥の地 - 山手133番館
今年(2022年)修復完了のニュース
見晴トンネル、聖坂近辺
イタリア山
石川町駅から「イタリア山」まで結構な急坂(大丸谷坂)。
山手イタリア山庭園は明治時代の1880年-1886年、イタリア領事館があったところ。
園内のブラフ18番館と外交官の家は、いずれも移築された館だが、これまた庭園とよく馴染んでいる。
イタリア式庭園はフランス式庭園同様、幾何学的に整えられた庭園。基本的には同じ。前者を仰々しくしたのが後者。
外交官の家に喫茶室「ブラフガーデンカフェ」(bluffgardencafe.hillsidegarden.jp/)がある。