足柄山と言えば第一に金時山で、静岡・小山から尖った姿がよく目につくが、
神奈川の国道246号などから目につく山はポッコリお椀型の矢倉岳。
知名度は高くないかもしれないが、麓の矢倉沢(やぐらさわ)の名は大山道の主要道・矢倉沢往還(足柄古道)で知られる。
金時山、明神ヶ岳、矢倉岳を足柄三山と呼ぶらしい。最近目にするようになった。
矢倉沢、地蔵堂
矢倉沢
江戸時代に箱根関所が整備され、矢倉沢にも脇関所として表関所、裏関所が設置された、とのこと。
元々、足柄峠越えは歴史ある古道。
ざる菊園が点在。
見頃は11月上旬。
金太郎自然園 ・・・ 釣り堀など
まつが農園(matuga.com/)
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- 矢倉沢 - 足柄古道入口/はこね金太郎ライン入口 - 地蔵堂
足柄古道(矢倉沢往還)は県道 14-78の南。
足柄古道入口 - 定山(じょうやま)城跡 - 金太郎の遊び石 - 地蔵堂
地蔵堂/地蔵堂P(駐車場)
矢倉岳登山、夕日の滝散策の拠点。
県道 14-78からの入口を見落とさないよう注意。
2020年11月、地蔵堂のご本尊ご開帳。約150年ぶり。
お食事処 ふじや
足柄古道 万葉うどん
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写真の中央奥は大山方面
- 地蔵堂 - 金太郎の遊び石 - 夕日の滝入口(八重桐の腰掛け石) - 夕日の滝
足柄の茶畑 --- 足柄茶
金太郎のふるさと --- 足柄山
『まさかりかついで…… くまにまたがり……』。
ごく稀にクマ出没。
『けだものあつめて……』。
イノシシも出没。金時山は猪鼻山。
イノシシの毛皮がひーふーみー……干されていた。記念に毛をもらった。剛毛。
金太郎の遊び石/金太郎生家跡に小さな休憩所。
許可車以外通行不可だった林道は、箱根の仙石原へ通じる「はこね金太郎ライン」。入口に駐車場新設。
※ 2021年開通。起点は矢倉沢と地蔵堂の間
夕日の滝入口に八重桐の腰掛け石。
八重桐は長者の娘で金太郎のお母さん。
金太郎伝説地は静岡・小山にもあり、他にもいくつかあって、伝説・史実入り混じっているが、
坂田金時(公時)は平安時代(10世紀頃)の実在の人物。
夕日の滝キャンプ場を通って夕日の滝へ。
昔、冬(1月)訪れた。
夕日の滝入口から金時山へ登るルートもある。
金時山直下の通行止め区間は2023年3月末、復旧。
- 夕日の滝入口(八重桐の腰掛け石) … 金時山
矢倉岳登山
- 矢倉沢 - 矢倉岳
- 地蔵堂 - 山伏平 - 矢倉岳
※ 矢倉沢峠は矢倉沢の南、金時山の近くで別
矢倉岳は地蔵堂から登った。
万葉うどんの店の脇を通って、県道を渡って、---
道を間違えた。30分ほど歩いて、行き詰まった。
不覚。戻って仕切り直し。
正しい道を登ってじきに右手へ分岐の道があり、(周回の)帰りはここに出た。
植林の中を黙々と登る。
1時間程で山伏平(清水越え)という分岐。
- 足柄峠 - 山伏平 - 県立21世紀の森 浜居場城跡 - セントラル広場 - 洒水の滝
足柄峠から山伏平の稜線ルートは、
2019年10月の台風19号の後、一部ルート変更になっている。旧ルートは斜面崩落。こちらもコースタイム1時間程。
山伏平から山北の洒水の滝方面へ続く道もある。
※ 洒水の滝付近は2023年12月末まで通行止めになっている
山伏平から矢倉岳まではもう一息。
所々雪があったが、道中危険箇所はなかった。
標高870m。
山頂は広々として好展望。
大休憩。
下りは矢倉沢・本村方面へ。
途中から結構急になる。
矢倉沢・本村から矢倉岳の登りコースタイムは2時間程。
また地蔵堂Pへ戻る必要があり、川沿い(内川左岸)の山道をだらだら上った。
あまり人が歩いていないようで、荒れていた。
下りきった後の上り返しは結構しんどかった。
休日、関本(大雄山駅)から地蔵堂へ向かうバスは、午前と午後いくつかあるが、
矢倉沢から地蔵堂へ向かうバスは、14:00と15:10のみ。
(2023年11月確認時点。平日、12:25と16:25のみ)
箱根登山バスHPで要確認。