ち・か・さ・と - 千葉、神奈川、埼玉、東京 - 緊急事態終わり(3月21日)。
1月7日から始まって2度の延長を経て続いていたが、以前と比べると緊張感のない緊急事態だった。
昨年の今頃も自粛状態だったが、もう少しピリピリしていた。ただ、一番感染者数が多い東京でも1日100人未満だった。
対して最近1ヶ月は、月曜日を除くと200-400人で推移。昨年より多くても緊張感がないのは、感染するケースしないケース、重症化する人しない人が何となく分かってきたからだろう。あとは昨年末、一時2000人超だったり、いろいろと感覚の麻痺。
従来より感染力のある変異株が拡がっているので、今までのやり方だけで再拡大(リバウンド)を防げるとは思えないが、ワクチン接種でどうなるか。
世界の感染状況
1月に世界の感染者数が1億人を超えて、現在(3月22日時点)、1億2328万人超(うち6987万人が回復)・死者271万人超。
※ ジョンズ・ホプキンス大学 Coronavirus Resource Center参照
まだワクチン接種の効果が目に見えて現れている感じがない。
国民の5-6割の人が接種する、という状況には程遠い。
※ 今のところ(2回接種は)イスラエルが5割超。アメリカが1割超。
感染者数(累計)は、
アメリカ ・・・ 2981万人超
ブラジル ・・・ 1199万人超
インド ・・・ 1164万人超
ロシア ・・・ 441万人超
イギリス ・・・ 431万人超
フランス ・・・ 427万人超
イタリア ・・・ 337万人超
スペイン ・・・ 321万人超
トルコ ・・・ 301万人超
ドイツ ・・・ 267万人超
コロンビア、アルゼンチン、メキシコ、ポーランド ・・・ 200万人超
イラン、ウクライナ、南アフリカ ・・・ 150万人超
チェコ、ペルー、インドネシア、オランダ ・・・ 100万人超
カナダ、チリ ・・・ 90万人超
ルーマニア、ベルギー、イスラエル、ポルトガル ・・・ 80万人超
イラク、スウェーデン ・・・ 70万人超
フィリピン、パキスタン ・・・ 60万人超
ハンガリー、スイス、バングラデシュ、セルビア、ヨルダン、オーストリア ・・・ 50万人超
モロッコ、日本、U.A.E.、レバノン ・・・ 40万人超
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インドが一時抑えられている間にブラジルが急増して追い抜いた。
インドは集団免疫獲得かという声もあったが、再び増加中。
※ 前回(その17)はこちら
死者数は、
アメリカ ・・・ 54万人弱
ブラジル ・・・ 29万人超
メキシコ ・・・ 19万人超
インド ・・・ 15万人超
イギリス ・・・ 12万人超
イタリア ・・・ 10万人超
ロシア、フランス ・・・ 9万人超
ドイツ、スペイン ・・・ 7万人超
コロンビア、イラン ・・・ 6万人超
アルゼンチン、南アフリカ、ペルー ・・・ 5万人超
ポーランド ・・・ 4万人超
インドネシア、ウクライナ、トルコ ・・・ 3万人超
チェコ、ベルギー、カナダ、チリ、ルーマニア ・・・ 2万人超
ハンガリー、ポルトガル、エクアドル、オランダ、イラク、パキスタン、スウェーデン、フィリピン、ボリビア、ブルガリア、エジプト、スイス ・・・ 1万人超
スロバキア、オーストリア ・・・ 9000人超
日本、モロッコ、バングラデシュ、チュニジア ・・・ 8000人超
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致死率が比較的低かったドイツが結構増加。
ロックダウン(都市封鎖)が行われていたにもかかわらず。
ウイルスが拡がってからロックダウンしても手遅れだが、緩めのロックダウンを長々やっていても効果がなくなってしまうようだ。
雑感
東京の隣の山梨は感染者数ほぼ0。0同士の県ならば旅行も飲食も全く問題ない。
感染者数1桁も0にできるからさほど問題ない。
約半数の県はさほど問題ない。
2桁で要注意だがコントロール可能。3桁になるとコントロール困難、といった感じだから、千葉、神奈川、埼玉は解除で、東京は延長、が本当は一番分かりやすい。
ずるずる延長しても効果がなくなってしまうので仕方ないが、大都市、なかでも東京は特殊なところ。
東京都みな一律である必要はないが、蔓延が疑われる区域を重点的に抑え込むとか昨年から模索していれば、東京五輪も湾岸エリア限定で海外客受け入れて、あとはパブリック・ビューイングとか可能だったのではあるまいか。
「蔓延防止等重点措置」(いわゆるマンボウ)が近いが、やや違う。
ワクチン接種も東京都心から老若関係なく重点的に実施したほうが効果的だと思うが、違う。
五輪は残念な感じになりそう。
おもてなし終わり……。