スペースワン社 カイロス KAIROS 2号機。
射場は、和歌山県串本町 浦神半島 スペースポート紀伊。
初号機は今年(2024年)3月。爆発してしまったが、年内に再挑戦こぎつけた。
JAXA H3ロケットは2月初成功の後、7月、11月も相次いで成功。
開発中のイプシロンSは今年(2024年)も難航。
11月、鹿児島県 種子島宇宙センターでモーターが爆発・炎上。
2024年12月18日
さあ、カイロス。
12月14日(土)、15日(日)は高層強風のため延期。
12月18日(水)11時 発射!
スッと飛んでいった。
おぉー
おぉーーー
手前は橋杭岩かな
あっ!
わんわん
1段目分離後、不安定な軌道。『飛行中断措置』。
分離前(打上げ80秒後)、1段目のノズルの駆動制御に異常発生とのこと。
到達高度約110km。
衛星が失われてしまうのが残念だが、
前回よりも前進。
来年に期待。
スペースポート(宇宙港)
これまでの日本のロケット射場はJAXA 鹿児島県種子島、内之浦ともに見晴らし良いところ。
スペースポート紀伊は、谷あいからロケットが飛び出してくるので、また違った印象。
スペースポート(宇宙港)のサイト
- Space Port Japan(スペースポートジャパン)(www.spaceport-japan.org/)
もう1ヶ所、北海道十勝もロケット射場。
民間企業 インターステラテクノロジズ IST(www.istellartech.com/)
2019年5月、MOMO3号機が高度100km超(113.4km)の宇宙空間に到達。国内初の民間ロケットになった。
未だ衛星の軌道投入までは達していない。
新ロケットZERO、再使用のDECA開発中。
射場は、大樹町多目的航空公園。
さらに整備して北海道スペースポートになった。
北海道スペースポート HOSPO HOKKAIDO SPACEPORT(hokkaidospaceport.com/)
運営:SPACE KOTAN(スペースコタン)
2024年3月21日、革新的固体燃料 LTPのロケット 弾道飛行試験成功のプレスリリース(試験日は3月17日)
LTP Low melting temperature Thermoplastic Propellant:低融点熱可塑性推進薬
熱を加えると溶ける。従来の固体燃料は溶けない
もともと北海道十勝はJAXAの宇宙センターのもう1つの候補地だった(らしい)。
もう1ヶ所、九州の大分空港がVirgin Orbit(ヴァージン・オービット)社のスペースポートに選定されていた(2020年選定)。2023年事業停止になってしまったが、
2022年に新たにSierra Space(シエラ・スペース)社が参画しているので、「スペースポートおおいた」計画は存続。
飛行機からロケット(プレーン)が離陸する水平型。宇宙往還機 Dream Chaser。
宇宙建築 / 清水建築… / 彰国社 / 1991
という本によると他にも
・ 岩手県航空宇宙産業基地
早池峰山周辺
・ 中部圏航空宇宙リサーチパーク
という構想があったよう。
近年、もう1ヶ所、福島県南相馬市がロボット、ドローンなどの開発拠点になっていて、宇宙関連企業も進出。
市内または洋上に宇宙港(スペースポート)を整備する構想も。