Python、Minicondaをインストール
WindowsではANACONDAトラブルを解決できないまま放置状態だったが、Linux(Zorin OS)をインストールしたので、Python、Minicondaをインストールした。
今度はビッグサイズのANACONDAではなく、最低限のconda環境しか入っていないMinicondaから。
CONDAのサイト(conda.io/)からMinicondaのページへ飛んでインストーラーをダウンロード。
Linuxの場合、「Miniconda×××××.sh」ファイル。
なお、Python2.××のサポートは、2020年で終了。2.7.18が最後。
OSメニューからアクセサリ - ターミナルエミュレーター起動。
cd ダウンロード
で.shファイルをダウンロードしたディレクトリ(ここでは「ダウンロード」)に移って
bash Miniconda×××××.sh
でインストール。
※ cd ・・・ 作業ディレクトリの移動
bash ・・・ シェルスクリプトファイル .shを実行
続いて以下のライブラリ
- numpy
- scipy
- pandas
- matplotlib
をインストール。
conda install numpy
Solving environment:クルクルは、少し時間がかかるかも。
conda list
でインストール済みのライブラリを確認。
conda install scipy
conda install pandas
conda install matplotlib
matplotlibで日本語フォントを使う -Linux-
基本的にはWindowsの場合と同じ。
LinuxのフォントはデフォルトでNotoフォントになっているが、日本語フォントは.ttfではなく.ttc。
※ Google Noto Fonts(fonts.google.com/noto)
結局、IPAex明朝、IPAexゴシックをIPAのサイト(www.ipa.go.jp/)からダウンロード。
解凍(unzip)後、
.ttfファイルをダブルクリックしてフォントビューアからインストール。
(ユーザー名)/.local/share/fontsディレクトリの下にインストールされた。
※ 一般のフォントの場所は、/usr/share/fonts/
(ユーザー名)/.cache/matplotlibディレクトリの中のキャッシュファイル
fontlist-v300.json
を消去する(消去してもまた作られる)。
※ matplotlib 3.1.0から.ttcも使えるようになった、とのこと
日本語フォントはNoto Sans CJK JP、Noto Serif CJK JP
問題なく表示されるかテスト。
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
import matplotlib
font={'family':'IPAexGothic'}
matplotlib.rc('font',**font)
x = np.linspace(2,8,50)
y = x**2
y2 = (x-10)**2
plt.plot(x,y,"-",color="purple")
plt.plot(x,y2,"-",color="red")
plt.xlabel(u'横軸')
plt.ylabel(u'縦軸')
plt.title(u'タイトル')
plt.show()
matplotlibrc(設定ファイル)で設定する場合は、
#font.family : IPAexGothic
とするか
#font.serif: DejaVu Serif
#font.sans-serif: DejaVu Serif
を
#font.serif: IPAexMincho, DejaVu Serif
#font.sans-serif: IPAexGothic, DejaVu Serif
とする。
matplotlib 3.1.0以降であれば、
#font.serif: Noto Serif CJK JP, DejaVu Serif
#font.sans-serif: Noto Sans CJK JP, DejaVu Serif
matplotlibrcの場所は、
(ユーザー名)/miniconda×/pkgs/matplotlib×××/lib/python××/site-packages/mpl-dataディレクトリ