データファイルから複数地点プロット -Python-
データファイル(eq20190728.csv)の中身は、
PREF_NO,PREF,MUNI_NO,MUNI,LATITUDE,LONGITUDE,LEVEL
4,宮城県,4341,伊具郡 丸森町,37.9114293,140.7655281,4
4,宮城県,4361,亘理郡 亘理町,38.0374595,140.8525812,3
7,福島県,7204,いわき市,37.0504195,140.8876817,3
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データは防災科学技術研究所 J-RISQ 地震速報(www.j-risq.bosai.go.jp/report/)などから。
※ 『気象庁発表の情報と一致しない場合がある。』
以下、.pyファイル。
.csvファイルの読み込みなどに
pandasライブラリ(pandas.pydata.org/)
を利用。
from mpl_toolkits.basemap import Basemap
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
import pandas as pd
fig=plt.figure(figsize=(10,10))
map = Basemap(projection='merc',llcrnrlat = 28.0,urcrnrlat = 42.0,llcrnrlon = 126.0,urcrnrlon = 150.0,resolution = "i")
map.drawcoastlines(linewidth=0.5,color='#000000')
map.fillcontinents(color = '#9acd32',lake_color='aqua')
map.drawmapboundary(fill_color='#7fffd4')
map.drawmeridians(np.arange(125,150,5),labels=[0,0,0,1],fontsize=12)
map.drawparallels(np.arange(25,50,5),labels=[1,0,0,0],fontsize=12)
point = pd.read_csv('eq20190728.csv',index_col=0)
point4 = point[point['LEVEL']==4]
point3 = point[point['LEVEL']==3]
lon4 = point4['LONGITUDE'].tolist()
lat4 = point4['LATITUDE'].tolist()
xpt4,ypt4 = map(lon4,lat4)
map.plot(xpt4,ypt4,"ro",markersize=7)
lon3 = point3['LONGITUDE'].tolist()
lat3 = point3['LATITUDE'].tolist()
xpt3,ypt3 = map(lon3,lat3)
map.plot(xpt3,ypt3,"mo",markersize=5)
xptx,yptx = map([137.40],[33.16])
map.plot(xptx,yptx,"rx",markersize=7)
base = "plotippai.png"
plt.savefig(base)
plt.show()
途中のmap.drawparallels()までは既出。
eq20190728.csvを配列 pointへ。
うちLEVEL項(震度)4を配列 point4へ。LEVEL項3を配列 point3へ。
震源は三重県南東沖 経度137.40、緯度33.16。
深発地震
7月28日の深夜3時31分。ちょっと目が覚めた。ぐらぐら揺れる前に地下からズズンと音がして気がつくタイプの地震だった。
震源は近くではなさそうだ、と感じたが、震源が三重県沖なのに三重県が揺れていない。最も揺れたのが宮城県だった。理由は震源が深いから。
今回は震源の深さ400km。いわゆる深発地震。
防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網(www.hinet.bosai.go.jp/)の
震源情報/連続波形画像 - AQUAメカニズム解カタログ
から2004年8月まで遡って震源地の情報を見ることができる。
深発地震は稀だが、最近では三重県南東沖のほか、日本海中部でも400km超の深発地震が起こっている。
以前、ちょっとニュースになったのは、2015年5月30日の深発地震で、小笠原諸島西方沖、震源の深さ680kmだった。マントル上部と下部の境界。
南海トラフの地震とは関係ないらしい。