【箱根山エリア】 小田原 ぶらり街歩き Odawara

JAPAN(日本)

 小田原は箱根の玄関口で新幹線停車駅。
 幾度も通っているが、山は箱根、海は真鶴のパターンで、通り過ぎてしまうことが多かった。

 近頃は日本史の
 鎌倉(北条) - 室町(足利) - 安土(信長)・桃山(秀吉) - 江戸(徳川)
よりも東国・関東の
 鎌倉(北条、足利、上杉) - 小田原([後]北条) - 桃山 - 江戸、
特に上杉氏から[後]北条氏へ代わっていく時代に関心持つことが増えてきた。

 そして小田原城へ。

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小田原城周辺

  •  [後]北条5代:早雲 - 氏綱 - 氏康 - 氏政 - 氏直

 勢力圏は相模から武蔵、3代目氏康以降は北関東にも及んだ。
 秀吉軍との小田原合戦(1590年)の後、それまで[後]北条氏がまとめあげた関東一円ごっそり徳川家康が引き継いだ。秀吉の命で遷って来た。新しい小田原城主は家康の家臣・大久保忠世。
 「どうする家康」より「どうする小田原」が見たかったかも。

 小田原城[址公園]は小田原観光の定番。

 だが、小田原城[址公園]のページはまた別の機会に……。

 ▼ 小田原城天守閣から小田原駅方面(北)展望

奥に丹沢・大山

 小田原城の正面入口(馬出門)は、小田原駅からぐるりと結構歩く。
 不覚にも花びら浮かぶお堀に気をとられて気づかなかったが、
 正面入口前に小田原三の丸ホールがOPENしている。小田原市観光交流センターもOPEN。いずれも2021年OPEN。
 近くの小田原市民会館は閉館。

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小田原駅

 東口が繁華街。

  •  ラスカ小田原 LUSCA
  •  ハルネ小田原 HaRuNe ・・・ 地下街
  •  2020年12月、ミナカ小田原OPEN
     「小田原新城下町」+タワー棟。最上階(14F)に展望足湯庭園
     箱根湯本の天成園の別館も

 ▼ 小田原駅東口から小田原城

右手前からラスカ小田原~ミナカ小田原
  •  トザンイースト
  •  東通り
  •  錦通り
  •  ダイヤ街
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 新幹線ホーム側の西口は城山。駅前に早雲公像が立っている。
 再開発検討中。

小田原宿/かまぼこ通り

 東口駅前の中央通りを進むと栄町、本町。
 途中に目をひく古建築。何て書いてあるのか読めなかったが、「だるま料理店」(darumanet.com/)でした。

 駅から本町の小田原宿なりわい交流館(nariwai-kouryukan.net/)まで徒歩約15分。旧網問屋の古建築。

 気軽に立ち寄れる休憩所。パンフGET。水、お茶も飲める。

 本町~浜町が小田原名物・かまぼこの店などが並ぶ「かまぼこ通り」(www.odawarakamabokodori.com/)。
 東海道 小田原宿の本陣跡があって、
  ※ 本陣は4ヶ所あったとのこと
    明治天皇宮ノ前行在所あんざいしょ跡=清水[金左衛門]本陣跡
    明治天皇聖蹟(本町行在所跡)=片岡本陣跡
 交流館近くの松原神社が小田原宿総鎮守。
 かつては魚市場もあり、小田原の賑わいの中心だった。
  ※ 現在、小田原の漁港、魚市場は早川にある

  •  小田原かまぼこ発祥の店 鱗吉
  •  千度小路 龍宮神社
     ジェラート専門店「龍宮堂」
  •  小田原おでん本店
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 ひもの、かつおぶし、梅干のお店などなど「街かど博物館」になっている。
 2020年に閉店した「丸う田代」(かまぼこ伝統館)は、2021年、「丸う」として復活した。

 なお、小田原・国府津方面は、西湘エリアに分けた。

小田原邸園/御幸(みゆき)の浜

 小田原城の藤棚(御感ぎょかんの藤)から海岸目指して歩いてみた。

 箱根口
  三の丸小学校に箱根口門跡。小田原城三の丸の出入口の1つ。

  国道1号にウクライナカラーの電車が……。

  2021年OPENの箱根口ガレージ(報徳広場)/きんじろうカフェ&グリル/…。
  車両は長崎電気軌道(長崎市電)から里帰りしたモハ202。乗車も可能。
  「小田原-板橋」。かつて小田原駅と海浜の間を市電が走っていた。箱根登山鉄道 小田原市内線(1956年廃止)   

  同じく国道1号沿いに小田原銘菓・ういろう(外郎)の「お城」。薬のういろうというのもある。

 箱根口をまっすぐ進むつもりだったが、西へ振られて諸白小路(もろはくこうじ)を左へ折れた。

 ちなみに国道1号をもう少し進んだ先の早川口に「人車鉄道 小田原駅跡」がある。こちらは先述の路面電車とは別でもっと昔の鉄道。模・小田原~伊・熱海の豆相ずそう人車鉄道。人力。

 諸白小路にある喫茶店(フォーユー)が三好達治旧居跡とのこと。後で知った。

 静山荘の十字路。
 西海子小路(さいかちこうじ)は桜の名所。
 武家屋敷が並んでいたところ。
 小田原文学館/白秋童謡館がある。

 明治時代に入ると多くの政財界人・文人が湘南に居を構え、一帯は邸園(邸宅・庭園)が多い。

 まっすぐ進んで……人家の敷地っぽかったが、まっ、まっすぐ進む。

 心休まる水平線

 足くじきそうなゴロタ浜

 赤灯台“発見”

 赤灯台のある人工リーフ(&潜堤)は海浜保全のため。

 ▼ 人工リーフから歩いて来た方面を眺める

荒久海岸の先は早川IC、小田原漁港
中央奥に見える山が箱根山(左が二子山、右が駒ヶ岳と神山)

 荒久(あらく)海岸という名で、赤灯台は「荒久の灯台」。

 ▼ 人工リーフから(逆の)「かまぼこ通り」方面、御幸の浜

 こちらは砂浜で夏は海水浴場。

 ▼ 御幸の浜で見掛けた地図

 1873年、明治天皇・皇后が箱根行幸の途、立ち寄ったので、御幸(みゆき)。
 「かまぼこ通り」は上の地図の下方向(範囲外)へ続く。海浜は御幸の浜。

 西湘バイパスの上からは、海は見えても浜はよく見えないまま通り過ぎてしまう。
 国道1号も海浜見ることなく通り過ぎてしまう。
 初めから小田原の海目的に訪れて「かまぼこ通り」や邸園巡ってみるのも良いと思われます。

山側 -城山など-

 小田原城三の丸は城址公園の外側だが、さらに外側に総構(そうがまえ)と呼ばれる堀・土塁が築かれている。
 その範囲は、海側は市街広範、山側は概ね城山。
 遺構は城山に多く残っていて、パンフによると主要スポット(4ヶ所)攻略時間:約1時間30分。
  八幡山古郭東曲輪、三の丸外郭新堀土塁、小峯御鐘ノ台大堀切東堀、稲荷森。

 先日、城山地域で前方後円墳発見のニュースがあった。谷津金ノ台遺跡。
 小田原市内初出土で、年代が結構古い。3世紀末。
 ---東海の道再考

  •  いこいの森/こどもの森公園わんぱくらんど/辻村植物公園
     荻窪IC近く
  •  おだわら諏訪の原公園/小田原フラワーガーデン
     最寄の駅は飯田岡
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その他 Link、

 休日の日中、小田原宿観光回遊バス うめまる号が走っている。
  バスルート、時刻表要確認   → 小田原市HP

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ふシゼン
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