毎度毎度、「飛翔体」ではなくミサイルでいいだろと思う。「飛翔体」がミサイルでなかったことはほとんどないし、ロケットと言ってもミサイルとしか思わない。
ロケットであろうが何だろうが、日本上空を通過したりEEZ(排他的経済水域)内に落下することが事前に分かるなら、一度迎撃できるか否かテストしてほしい。
迎撃できたら、本当に迎撃できるんだと思って信頼度が増すけど、迎撃できなかったら……。
命中率が向上しても100%にはならないし、1発2発で終わるわけではないし、命中してもギリギリの防衛だから、どんなにミサイル防衛に力を入れても安全安心には足りない。
防衛白書によれば、北チョウセン(北朝鮮)は、日本の『全域を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有し、それらを実戦配備している』とのことだから、それらを使わせないようにしないといけない。
チャイナの軍事力は、それ以上だから、やっぱり武力を使わせないようにしないといけない。
どうやって?。
北チョウセン発「飛翔体」≒ミサイル
日本上空を初めて通過したのが1998年。
以降、今日までに使われたミサイル発射地・地域(地点不詳)などの簡易プロット。
ミサイル発射地域などのプロット →
- 1998年 日本上空通過 ムスダン 舞水端から
- 2009年 日本上空通過 ムスダンから
- 2012年 日本上空通過 トンチャン 東倉から
- 2016年 日本上空通過 トンチャンから
- 2017年 日本上空通過 2回 スナン 順安から
ちなみに核実験は、プンゲ[リ] 豊渓[里]にて
- 2017年
- 2016年 2回
- 2013年
- 2009年
- 2006年
汚染状態が気になる。
2016-2017年が半狂乱状態。
日本のEEZ内にミサイルが初めて落下したのも2016年。
この頃からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)か否かと言われながら度々日本のEEZ内にミサイルが落下。
今回も。
西や北には飛ばしづらいから東か南へ飛ばす 。
飛ばすのは存在感アピールのため、技術力アピールのため。
南に対して優位性アピールという意図もあるかもしれない。
日本の対応は、
- 偵察衛星運用
- マンギョンボン(万景峰)号入港禁止
- 国際社会に訴えて経済制裁
など。
6ヶ国協議とかいろいろやったけど結局北チョウセンは核保有国。
自国でウラン採掘できる。
加えて着々とSLBM開発。
経済制裁の最中だが、抜け穴もある。
SLBMは、偵察衛星で事前に発射を察知できないから、レッドラインかと思っていたが、効果のない抗議の繰り返しで、手詰まり状態。
「最大限の圧力を」と言っていたのに「条件をつけずに向き合う」とか言い出した。
昨今は北チョウセンに接近したがっているアメリカも不気味。金さんはGoldじゃなくKimさんだ。でも何か嗅ぎつけたのだろう。
本来、日本のほうが距離が近いし、拉致問題もタイム・オーバーに近いし、首脳会談もやっていないわけだから、アメリカと言っていることが同じでは駄目だと思うが、「アメリカの対応に注目です」みたいな他人事的報道が加わって薄気味悪い。
核実験場[跡]に共同で放射性廃棄物処分場でも造ろうと画策しているのだろうか、など色々勘繰ってしまうが、深い理由はないのかもしれない。