川崎の先の東扇島へ---
散歩。
小島新田駅~夜光
京急大師線終点 小島新田駅下車。
大師橋駅(旧産業道路駅)は地下化したが、小島新田駅は地上駅。
売店(コンビニ)あり。
このあたり田町。
北へ進むと殿町キング スカイフロント、多摩川。
- 小島新田駅 - 殿町
今回は南(東)へ。
- 小島新田駅 - 夜光
駅から跨線橋を渡る。
▼ 東海道貨物線 川崎貨物駅方向。広々
▼ 反対側。多摩川、羽田方向
列車通りそうな気配なし。
いつくしま(厳島)跨線橋を渡り終えるとコンビニ、日本冶金工業。
右へ折れる。
日本ゼオン ZEON、旭化成。高圧ガス製造。
※ 高圧ガス:圧縮ガス、液化ガス
線路現る。
神奈川臨海鉄道という貨物線。千鳥町(千鳥線)のほか浮島町と横浜・本牧の路線がある。
▼ 千鳥町方向
このあたりの地名は塩浜、夜光(やこう)。
小島新田駅から夜光交差点まで徒歩15分-20分。
夜光~千鳥町
千鳥橋を渡る前にコンビニ2軒。セブン-イレブンとファミリーマート。
最後のエネルギー補給地点。
通り(国道132号)を渡ったところに「夜光町の由来」の案内板。
工場夜景がキレイだから夜光
ではなく
川崎大師の始まり(平安時代)からある古い地名。
当時このへんは浜辺で、夢に出てきたお告げのとおり、夜、海の光るところから弘法大師像が発見された---。
▼ 千鳥橋から千鳥運河・水江運河
写真中央左に水江町の東亜石油プラント。
水江信号所のKが見えた。FではなくK。
※ K(京浜運河東行可)、T(京浜運河西行可)
夜景目当てで訪れる人がいる、いるみねーしょん。
工場夜景INFO by全国工場夜景都市協議会のHP(kojoyakei.info/)
▼ 川崎貨物駅方面。二手に分岐
▼ 西への分岐
富士見通りから塩浜、夜光を経て千鳥橋の東までが国道132号。全長5kmに満たない短い国道。
千鳥橋の最寄のバス停は川崎市営バス 日本触媒前。
国道132号(延長の市道)越えた向こう(西)、市営埠頭方面が「本線」。貨物ヤードがある。
「川崎港客船ターミナル」という標識が?だったが、
地図見たらあった。
千鳥橋からちらりと見えていたところ。
時折、運河・港湾見学などで使われているよう。
「川崎港」灯台モニュメントの横に川崎港の案内板。
川崎港広い(歩く)。
線路の隣を歩く。
「支線」は「千鳥東線」という呼び名もあるようだが、走っていないっぽい。
RESONAC(旧・昭和電工。2023年からレゾナック)を過ぎるとレールがなくなる。
煙が出ている煙突(ウェステックかながわ)の奥に、ちどり公園のトンネル換気所。マリエンではない。
パイプラインはつづく。
休日日中人影なし。
千鳥町北バス停手前に歯車モニュメント。
▼ ENEOS
▼ 川崎港海底トンネル入口
歩行者・自転車は側道からちどり公園へ進む。車道に進入しないようアナウンスが流れている。
パイプラインとはお分かれ。
パイプラインはJERA川崎火力発電所から蒸気を周辺の工場へ供給している。
千鳥町から浮島町の一帯は、石油・化学産業の集積地(コンビナート)。
所々煙や炎が上がっている。
地下にはガス、オイルなどのパイプラインもある。
原油から石油・化学製品製造の過程は、ENEOSのHP(www.eneos.co.jp/)にある製油所紹介パンフレットなどに記されているが、
ナフサからエチレン、プロピレンなどが製造され、さらにプラスチックなどの製品になる。
日本触媒で製造される酸化エチレンは貨物線(千鳥線)を利用して各地へ輸送される。
※ 日本触媒は紙おむつなどに使われる高吸水性樹脂 SAPのメーカー
プラスチックごみの増加が地球規模の問題になっているが、レゾナックが使用済みプラスチックから水素、炭酸ガスを取り出してリサイクルしている。
※ 昭和駅、扇町駅がある扇町のほう
・ 殿町の東急REIホテルへパイプラインで水素供給
・ 水素を利用してアンモニア製造
KPR Kawasaki Plastic Recycle
千鳥橋から徒歩20分-25分。
ちどり公園のトンネル換気所に到着。
- 夜光 - 千鳥橋 - ちどり公園
千鳥橋から道中誰も歩いていなかったが、
公園には割と人がいた。
▼ ちどり公園 船の展望台から京浜運河、東扇島