前回の続き。
第一P(駐車場)、旧伊藤博文金沢別邸の前(庭園入口側)から舗装道路(一般車両は下のPまで)を歩いて野島山へ。

10分程坂道を上ると山頂の展望台が見えてくる。

野島山山頂。海抜57m。
野島山から展望
山頂の展望広場の周囲は木々が茂っている。
展望台に上がれば360°のパノラマ。
▼ 野島山から八景島

八景島の手前は夏島町。
▼ 野島山から横須賀方面

一番奥、海(東京湾)の奥は千葉・房総半島。
▼ 逗子・葉山方面の山々

野島水路の南方向。中央やや右が追浜駅、鷹取山方向。
中央のトビ(鳶)の下あたりから左へ、二子山~畠山~大楠山の山並み。
▼ 平潟湾から金沢文庫駅方面

左の平潟湾の奥(西方向)が鎌倉方面。条件好ければ奥に富士山、丹沢の山々が見える。
初春の晴れた日だったが、見えなかった。
中央から右へ、金沢自然公園~円海山~能見台森(能見堂跡)。
2025年3月、横浜高校センバツV
東洋一の商港横浜~
(母校の校歌は覚えてなくても……)
▼ 不敵なムクドリ

春から夏、近くで巣作りするとチョーうるさい。
秋から冬、群れをなして災害レベルのうるささ。
野島山は南側の稲荷神社、青少年研修センターから登る道もある。
かなり急な階段。239段。
遺跡など
野島稲荷神社
鎌倉時代創建
青少年研修センター
青少年の団体客が宿泊可能。

バーベキュー場・キャンプ場がある。
青少年でなくても散歩できる。

水路の対岸は夏島町。
マレリ MARELLI、日産 NISSAN、……。
干潮時、水路の両岸に干潟が現れる。
現在八景島で終点になっている国道357号(東京湾岸道路)の延伸工事が着手済み(2018年から)。
八景島から夏島町まで橋が架けられ、上の水路に沿って高架橋が走る計画になっている。景色が変わる。
公園管理センターから青少年研修センターに向かう途中、崖にトンネルのようなものが見えた。掩体壕(えんたいごう)と呼ばれる戦争遺構。
大戦末期、旧日本海軍が戦闘機を格納するために掘削。野島山の直下を東へ貫いている。長さ約260m。国内最大規模の掩体壕。
フェンスがあって立ち入れない。
東側の対岸の夏島町は旧日本海軍の飛行場だった。
夏島でも同様の掩体壕を掘削。合わせて機体約100機格納する計画だったが、使われることなく終戦に至ったとのこと。
野島と夏島には縄文時代の貝塚遺跡もある。
野島貝塚は横浜市最古。約8000年前。
夏島貝塚は国内最古級。約9500年前。国内最古のイヌ(犬)確認もココ。南方起源とされるが謎。