ブログを開始したのがカレコレ5年前。
プロット図や行政区分の図などを描画。
日本の1889年-2006年の行政区界シェープファイル(市町村別)も見つけて、
1889年と1989年をダウンロード。
筑波大学 空間情報科学分野/行政界変遷図データベース研究会 歴史地域統計データ(giswin.geo.tsukuba.ac.jp/teacher/murayama/data_map.html)から
年次別行政区界シェープファイルのダウンロード
ファイルサイズが大きかったので、都道府県別に分割して、
ちまちまチェック・修正しているうちに作業が止まって、
今に至る。
ひとまず神奈川県の1989年と1889年を描画。
1989年
1989年。平成元年。
現在までに変わった市町村を色塗り(橙色、桃色)。
合併した相模原市域のみ。
※ 横浜市内の区も一部変わっている
1889年
100年前の1889年。明治22年。
!
短い期間、
町田どころか
三鷹、武蔵野はたまた
現在の奥多摩(氷川村など)まで神奈川県だった。
1893年(明治26年)、三多摩(北多摩郡、南多摩郡、西多摩郡)が神奈川県から東京府へ。
都道府県市区町村 市区町村変遷情報(uub.jp/upd/)やWikipediaなど見ながらデータ修正。
不明瞭な箇所は、
・ 鎌倉郡豊田村と長尾村(分けられていない)
・ 北多摩郡中藤村と横田村(分けられていない)
・ 東京湾岸の地形
市町村の変遷についてざっとまとめると
1869年(明治2年)に版籍奉還、1871年(明治4年)に廃藩置県。
約260の藩が約300の県へ。
さらに同年(1871年)、72県へ。
このほか東京府、京都府、大阪府、開拓使(北海道)がある。
東京府は1943年から東京都。
1889年の時点で、ほぼ今日の47都道府県。
この年、市制町村制。それまで市はなく、多くの集落(町・村に相当)があった。
総務省HP … 市町村合併資料集 - 市町村数の変遷と明治・昭和の大合併の特徴(www.soumu.go.jp/gapei/gapei2.html)
によると
71314町・村
⇒ 39市、15820町・村。「明治の大合併」。
戦後、「昭和の大合併」。
1953年(昭和28年) 9868市町村(うち市286)
⇒ 1956年(昭和31年) 4668市町村(うち市495)。
「平成の大合併」。
2004年(平成16年) 3100市町村(うち市695)
⇒ 2006年(平成18年) 1821市町村(うち市777)。
市町村の数は減っているが、
市の数が増加。
町・村の減少に伴って郡の存在感が薄れてしまったが、
歴史的にみると
国 - 郡
が基準になる。
郡 GUNごとに分けてみた。
都筑郡都田は横浜市都筑区川和町。
久良岐郡日下は横浜市港南区笹下(日野の東、上大岡の南)。
津久井郡中野は津久井町中心。
大住郡、淘綾(ゆるぎ)郡はのち中郡。
首都・東京は東京市から特別区(23区)に変わったが、
肥大化した他の政令指定都市も二重行政解消などをうたって「特別」になろうとする動きがある。
大阪市はずっと前から「都」になろうとして
頓挫。
神奈川県の横浜市、川崎市なども「特別市(特別自治市)」を唱えているが、
最近神奈川県が『えっ!独立?』というパンフ作成。
横浜市にある神奈川県庁とか神奈川県立博物館とか神奈川県警とかどこへ行くのかね、かね?。
47都道府県描画する予定でいるが……。
追)次のページ、東京都
最近見つけたサイトに47都道府県ある。
※ 1920年以降
Geoshapeリポジトリ - 歴史的行政区域データセットβ版 - コロプレス地図(塗り分け地図)一覧(geoshape.ex.nii.ac.jp/city/choropleth/)