高尾山、小仏峠の北西に陣馬山(じんばさん)、和田峠がある。
八王子と藤野(相模原市緑区)の都県境。
- 小仏峠 … 明王峠 - 奈良子峠 - 陣馬山 ・・・ 奥高尾縦走路
相模湖、藤野は電車(中央本線)だと八王子、高尾の先で、遠くに感じる神奈川。特に藤野の北部は神奈川の飛地のように思っていた。(手持ちの神奈川県地図で欠けていた。)
車だとR412から相模湖でR20に合流する。
相模湖ICから中央自動車道を利用することも何回かあった。
陣馬山へ行った時は、
宮ヶ瀬湖の鳥屋から峠を越えて、R413を突っ切って北上した。
途中、牧馬(まきめ)峠が鉄柱ゲートで狭められているので(幅2m)、大型車は通れない。
サイドミラー翔ばさないよう注意
対向車来ませんようにと願いながら篠原の里。
少し迷ったが、
相模湖の川上、日連大橋に出れた。
日連は「にちれん」ではなく「ひづれ」
藤野駅を越えてトンネル抜けて北上。
陣馬山へ。
陣馬山登山
主な登山口は、
- 陣馬登山口バス停(沢井の落合)から一ノ尾尾根
藤野駅からバス(神奈川中央交通) - 栃谷(とちや)/陣馬の湯から栃谷尾根
陣馬登山口バス停から栃谷川沿い徒歩約20分で栃谷
『一番古いコース』 - 和田バス停(和田の里)から和田尾根。一ノ尾尾根に合流
藤野駅からバス(神奈川中央交通)終点 - 都県境の和田峠から ・・・ 最短コース(下記参照)
- 陣馬高原下バス停から新ハイキングコース
高尾駅からバス(西東京バス)終点
マイカーの場合、事前に調べてから行かないと駐車場を探し回ることになるかも。
確実に駐車できそうなところは和田峠。
藤野観光協会 … 陣馬山(info-fujino.com/hiking/224.html)
栃谷には陣馬の湯があり、日帰り入浴可能(事前連絡お願い)。
・ 陣谷温泉
・ 陣渓園(jinkeien.fc2web.com/)
『ゆず収穫用農業モノレールの体験乗車』
もう1軒あった姫谷は閉業とのこと。
栃谷の少し上に伝通という集落がある。
(昔、)どこに車を停めようかと走っているうちにゲートが現れた。
たまたま住民が外に出ていて、陣馬山への道があると聞いたので、民家の脇を通らせてもらって登った。
地図に載っていない道だったが(地形図にはうっすら載っていた)、しっかりとした道で、難なく栃谷尾根に合流できた。
陣馬山は気軽に登れる山といっても藤野側からは1時間以上登る。
ぬかるんだところもあった。
山頂は思っていた以上にだだっ広い。陣馬高原。
反対側(和田峠方面)からは本当に気軽に登れるっぽい。わいわい次々登って来る。
- 陣馬山 - 和田峠
和田峠
陣馬山の北。陣馬山まで約30分。最短ルート。
駐車場(有料)あり。
路線バスなし。
峠の茶屋(kitatan.com/wadatougetop.html)
陣馬山山頂・標高855m。
(昔、)訪れた時は富士見茶屋が開いていた。
今は営業していないらしい。
営業しているのは、
・ 清水茶屋
・ 信玄茶屋(littletree.jp/shingen-chaya/)
大休憩。
陣馬そば、……。
晴れていれば360°パノラマの大展望。
西は山梨、富士山。南は丹沢。
晴れていたが、雲が多かった。
山頂から東、武蔵野、多摩川方面
季節は秋(11月)。
陣馬山の名の由来は武田氏と北条氏が対陣したことから。もと陣場山。
「場」が「馬」になった。
白馬のモニュメントがスラリと立っている。
その傍から北。登頂記念
雲が取れれば奥に奥多摩の山々も望める。
山頂からの下りは明王峠方面へ進んで、手前の奈良子峠から奈良子尾根(ナラコ尾根)を下った。
奈良子尾根は栃谷へ続くが(栃谷から登れるが)、
途中から外れて伝通のゲートまで林道歩き。
林道栃谷坂沢線。小仏峠の西の美女谷へ続いているが、車両通行止め区間。
誰もいない。
結構長く感じたが、
陽の光を浴びながら、落ち葉踏み踏み、ボーッと歩くことができた。
陣馬街道
和田峠越えの道は甲州裏街道。またの名は陣馬街道、案下(あんげ)道など。
和田峠の東、八王子 恩方(おんがた)
多摩川支流・浅川(北浅川)の上流
陣馬高原下
新ハイキングコースで陣馬山まで約90分。
陣馬そば山下屋
陣馬高原下の下、「夕焼小焼」
夕やけ小やけふれあいの里(yuyakekoyake.jp/)/宮尾神社
日帰り入浴あり
南は北高尾山稜。
藤野 佐野川
和田の里
陣馬山まで約90分。
和田の里体験センター「村の家」
神奈川県立陣馬自然公園センター跡
ゆずの里ふじの
和田の里の西、鎌沢入口
西へ倉子峠 - 上野原(山梨)。佐野川往還。
茶畑など。
陣馬山よりも北にある生藤山(しょうとうさん)が神奈川最北。
佐野川・鎌沢入口から北。
- 和田峠 - 醍醐峠 - 醍醐丸 - 連行峰 - 生藤山
生藤山の先に熊倉山。