山中湖を訪れた時に登ってみたくなる山の一・二が明神山(鉄砲木ノ頭)と石割山。
明神山ほどではないが、石割山も登りやすい山。
登山ルートは、
・ 山中湖の東、平野から
・ 山中湖の北の稜線(大平山など)経由
・ 忍野の二十曲峠から
・ 山伏峠から東の稜線経由
と四方ある。
うち東の稜線は石割山から御正体山へ続く主稜線。
途中、山伏峠からの登山道と合流する。
手持ちの地図(エアリアマップ)では点線ルートになっていた。
平野から石割神社、石割山登山
山中湖の東、平野から石割神社を経て登るルートが最も一般的なルート。
平野の湖畔から道志方面へ進んだところに石割山ハイキングコース入口バス停があり、
不動明王社の赤い鳥居の左の道を上っていく。
石割の湯はバス停よりもう少し先にある。
車は上のほうまで入れる。道なりに上っていくと石割神社の赤い鳥居が見えて、向かいの駐車場に停められる(トイレあり)。
赤鳥居をくぐると長ーい階段が待っている。
数えたら315段くらい。
▼ 上から
いや、一番上と思っていたところから右に折れて……390段くらい。
登り終えたら標識に『階段 403段』と記されていた。
登り口の標識にも『階段 403段』と記されていた。
あずまやで休憩。富士見平というらしい。
「避難小屋」とある。昔の村長の名、羽田国海山。
階段の後は林道歩き。
東の谷から林道が上がってきている。
緩やかだが、だらだらと登って、まだかなー、という頃合いに終点らしき堰堤が見えてくる。その上が石割神社。ご神木のカツラ(桂)とご神体の巨石(巨岩)。
巨石の割れ目の中を歩く。
出てみたら順路が逆だった。
時計回りに3巡すると幸運が開ける---。
ひとまず時計周りに1巡して、反時計周りはなかったことにした。
願ったりなかったり……。
訪れるたびに巡っている。
主祭神はアメノタヂカラオノミコト(天手力男命)。
天の岩戸(石屋戸)にこもっていたアマテラス大神(天照大神)を外へ引き出した神。
水面に差す陽
水面に映る山
昔も今も
変わらない心
石割神社は8合目。山頂までの登りは急な山道になるが、延々続くわけではないので、もうひと頑張り。約30分。
石割山山頂。標高1413m。結構広い。
石割神社赤鳥居Pから1時間強。
全体的には急-緩-急の登りやすいルートだと思う。
- 平野 - 石割神社赤鳥居P - 富士見平 - 石割神社 - 石割山
初めて登った時はガスで富士山見えなかったが、
晴れていれば好展望。
富士山、南アルプス方面よく望める。
平野山方面へ周回も可能。
忍野・二十曲峠から石割山登山
富士山方向とは反対側だが、石割山山頂傍らに鉄塔が立っていて送電線が走っている。
見晴らし良い忍野の二十曲峠も送電線が上にあるので、
二十曲峠~石割山の登山はほぼ送電線沿いに歩く。
景観的にはないほうが良いが、
迷うことないので安心して登れる。
急登もなく
だらだらと登り続ける。
登りコースタイムは約1時間。
- 二十曲峠 - 石割山
二十曲峠から反対側は杓子山方面。
大平山~平尾山~石割山
山中湖の西の大出山・ホテルマウント富士、あるいは
花の都公園から登って、
稜線を歩くルートもある。
大平山などの稜線は山中湖北岸の上なので、湖越しに富士山を望むことができる。
最初二十曲峠を目指した時、別の林道上って、
大平山の西の飯盛山というところに出た。
方角が全然違っていたが、好展望だった。
飯盛山の西が大出山・ホテルマウント富士。
- 花の都公園、大出山 - 長池山 - 飯盛山 - 大平山 - 平尾山 - 石割山
大平山の東に別荘地があって、さらに東へ登ると平尾山。
歩いたことがあるのは石割山山頂から平尾山までの下り。
石割山山頂下が結構急で、霜おりていた時たびたび転びそうになった。雨降った後も要注意だが、全体的には歩きやすい。
平尾山山頂も広くて好展望。長々休める。
▼ 山中湖、三国山稜方面
平野から平尾山へ登るルートもあるので、
- 平野 - 石割山 - 平尾山 - 分岐 - 平野
もしくは逆の周回が可能。
石割神社赤鳥居Pからの周回も可能。
平野~平尾山登山道から赤鳥居Pへ分岐の道がある。
分岐の道は2つある。
1つは赤鳥居Pに直結。
もう1つは赤鳥居Pの林道の上にある堰堤の上あたりに出る。
分岐(標識あり)を見落とさないよう注意。
- 分岐 - 石割神社赤鳥居P