前回のHugoのカスタマイズに続いてテーマのカスタマイズ。
テーマ「learn」の場合
テーマのインストールについては、下のページにまとめた。
いろいろテーマがある中で、「learn」(learn.netlify.app/)を選んだ最たる理由は、ドキュメント形式で検索窓が付いていたから。
Googleカスタム検索でも良いのだが、オフラインで私的に使いたかったので、試してみた。
ところが、思っていたものと違っていて、「CTRL+F」で文字列検索するのと大差なかった。
lunr.js(lunrjs.com/)という検索エンジンを使っている、とのことで、いろいろ改変できるのかもしれないが……。
どうしようか迷っていたところ、以下のページを発見。
まくまくHugo/Goノート 全文検索(インクリメンタルサーチ)の機能を付ける →
このページの説明どおり、コピー&ペーストして使わせてもらった。サイト内検索 searchの部分。
おいおい中身の理解に努めようと思う。
入れ代わりで、デフォルトの検索窓を非表示にする。
設定ファイル config.tomlに
[params]
disableSearch = true
で無効化。
テーマ themesの中のlayouts - partial - menu.htmlに「サイト内検索 search」等書き加えたり、削ったり……。
使っているうちにページ送りが邪魔に思えてきたので、
config.tomlの[params]の下に
disableNextPrev = true
で無効化。
ページ上に表示されるパンくずリストが、アンカーリンクでジャンプした時に重なってしまうので、どうにかしないと……。
config.tomlの[params]の下に
disableBreadcrumb = true
で無効化。
ついでにテーマの中のstatic - css - theme.cssの
top-bar {
min-height: 3rem;
}
のバーの幅 min-heightを2remに変更。
見出し(h2~h6)の後ろに表示されるクリックボードにコピーするボタン(Copy to clipboard)も要らないかな。
テーマの中のstatic - css - hugo-theme.cssの
h2:hover .anchor, h3:hover .anchor, h4:hover .anchor, h5:hover .anchor, h6:hover .anchor {
visibility:visible;
}
のvisibleをhiddenに変更。
テーマによって違いはあるが、
- 設定ファイル config.toml
- cssファイル(スタイルシート)
をいじることでカスタマイズできる。
(「learn」の場合、)layouts - partialsにcustom-header.htmlを置いてスタイル設定するとページに反映される。
いずれ一から(テーマ無しから)作れるようになるであろう。
data-vocabulary.orgからschema.orgへ
Googleサーチコンソールで「パンくずリスト」関連の問題が検出された。
『data-vocabulary.org スキーマのサポートは終了します』という警告。
意味不明だったが、テーマ「learn」がdata-vocabulary.orgにリンクしていて、それが使えなくなる、ということらしい。
テーマの中のlayouts - partials - header.htmlの中の
<div id="breadcrumbs" itemscope="" itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb">
を
<div id="breadcrumbs" itemscope="" itemtype="https://schema.org/Breadcrumb">
に変更。
「修正を検証」で問題解消。
(パンくずリストを無効にしていなければ)サイトのパンくずリストがschema.org(schema.org/)の仕様でデータ化され、その情報をGoogle等が拾ってくれるようだ。