雷が鳴って、青空が現れて、セミが鳴き始めた。でも梅雨明けはまだ。
ハザードマップのタイルレイヤー
さて、今回はハザードマップポータルサイト(disaportaldata.gsi.go.jp/)提供のタイルレイヤーを河川の地図に追加してみた。
ハザードマップ Hazard Mapは、今やその名を聞いたことがない人は少ないと思うが、これからの時代、見ておいたほうがよい地図。
- 火山の近く --- 噴火
- 山の近く --- 土砂災害
- 川の近く --- 洪水
- 海の近く --- 津波、高潮
セーフかなと思っている人も災害発生時どこにいるか分からない。
地震、台風などもあるので、その時はその時だが、それでも一応見ておいたほうがよい地図。
ハザードマップポータルサイト提供のタイルレイヤーの詳細は、こちらのページ(disaportaldata.gsi.go.jp/hazardmap/copyright/opendata.html)。
大きく分けて
- 土砂災害
- 洪水
- 津波
のデータ。
いろいろあるが、土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域、津波浸水想定区域のデータを利用した。
※ 凡例は付けていない
追)付けた
河川のデータの元は、国土数値情報のページからダウンロードしたデータ。
※ 国土交通省 GISホームページ(nlftp.mlit.go.jp/)
一部の河川のみだが、リンクは以下のページから。
土砂災害は、たいてい
- 土石流
- 急傾斜地崩壊
- 地すべり
の3つに分かれている。
時間かけて地表がズルズル移動していくのが地すべり。
急傾斜地崩壊は、いわゆる崖崩れ、土砂崩れ。『傾斜度が30°以上』。
渓流をドシャーッと高速で流れていくのが土石流。
注意点
土砂災害のデータは全都道府県揃っているが、
洪水浸水想定のデータは国管理河川と一部の都道府県管理河川。
津波浸水想定のデータも一部のみ。今のところ岩手、宮城、福島、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、福井、愛知、三重、和歌山、岡山、愛媛、福岡、長崎、宮崎は提供されていない。もちろん海のない県も。
追)福島、千葉、神奈川、富山が追加された
新潟、三重、岡山、福岡も
つまり洪水と津波については色が付いていないからといって危険0というわけではないので注意が必要。
一方、洪水浸水想定は、最大規模の場合。
より詳細は、ハザードマップポータルサイトから各市町村が作成したハザードマップへ。
自治体の避難判断 ・・・ 限界あり
+
住民の避難判断
で
防災。