【世界描画】 太平洋の島国 ミクロネシア

MAP(地図)

 日本の南の太平洋の島々。地図描画。GADM行政界データを使用。

 今回から国旗(絵文字)も追加してみた。

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マリアナ諸島

 小笠原の島々、火山列島(硫黄列島)の南方。
 分断という程ではないが、南北分かれている。
 サイパン島など北マリアナ諸島は、スペインからドイツ、日本[国際連盟]委任統治を経て、アメリカ[国際連合]信託統治 - アメリカ海外領(自治領)。
 諸島最南のグアムは、スペインからアメリカ統治。現在、アメリカ海外領(準州)。
 先住民はチャモロ人。

北マリアナ諸島

🇲🇵

 4自治体(地区) Municipality   

 サイパン島、テニアン島、ロタ島が有人3島。ロタ島はサイパン島とグアムの中間。

 サイパン島南端にサイパン国際空港。
 官庁:ススペ、
 繁華街:ガラパン。

 サイパン島の北方の島々(北部諸島地区)は火山列島。
 今はほぼ無人島だが、かつて有人。パガン島が最大。その北のアグリハン島がミクロネシア最高峰。標高965m。

グアム

🇬🇺

 マリアナ諸島最大の島。
 19地区 District   

 島中央にグアム国際空港。
 官庁(首都):ハガッニャ(アガニャ)、
 繁華街:タモン。

 島南部がスペイン統治時代の中心。
 16世紀、マゼランがウマタックに上陸。
 マリアナ=マリア・アンナ。

 島北部にアンダーセン空軍基地。
 少し離れたフィネガヤン地区に2020年、海兵隊基地(キャンプ・ブラズ)開設。2024年以降、沖縄から一部がここに移転予定。

 マリアナ諸島の東から南にかけてマリアナ海溝。
 グアムの南西、ヤップ島との間に世界最深のチャレンジャー海淵。最大水深およそ10900m-11000m。

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パラオ Palau

🇵🇼

 16ステート(州) State   

 最大のバベルダオブ島に10州。
  首都は中部のマルキョク。
  南部のアイライにパラオ国際空港。

 バベルダオブ島の北に
 カヤンゲル環礁。

 バベルダオブ島の南に
 コロール島。コロール-バベルダオブ橋(日本-パラオ友好橋)でつながっている。
  パラオの中心地。旧首都。

 コロール島の南に
 ロック・アイランド。マカラカルの「クラゲ湖」が有名。

 さらに南に
 ペリリュー島、
 アンガウル島。

 さらに南方にソンソロール州(ソンソロール島など)、ハトホベイ州(トビ島など)。

ミクロネシア連邦 F.S.M.

🇫🇲

 Federated States of Micronesia
 4ステート(州) State   

 ヤップ島
  グアムの南西、パラオの北東。パラオと歴史的つながりがある。

 チューク諸島(トラック諸島)
  ファイチュク諸島
   「七曜諸島」(水曜島、木曜島、金曜島、……)
  ナモネアス諸島
   「四季諸島」(春島、夏島、秋島、冬島)

 ポンペイ島(ポナペ島)
  島北部のコロニアが中心地。旧首都。
  コロニア南西に首都パリキール。

  島東部にナン・マドール遺跡(ナンマトル遺跡)。謎めいた海上遺跡。
  12世紀頃、既に国家が存在している。

 コスラエ島
  最東端

 カピンガマランギ環礁
  最南端

 などなど多く(およそ600)の島々。
 ミクロネシア連邦の島々 + パラオの島々 = カロリン諸島。

マーシャル諸島 Marshall Islands

🇲🇭

 24自治体(地区) Municipality   

 東がラタック列島。「日の出列島」
  マジュロ環礁
   首都
  ・
  ・
  ・

 西がラリック列島。「日の入り列島」
  クワジャレイン環礁
  ジャルート(ヤルート)環礁
   日本統治時代の中心。
  ・
  ・
  ・

  戦後~1950年代、ビキニ環礁、エニウェトク環礁で核実験。

ウェーク島など

 南鳥島の南東、マーシャル諸島の北にウェーク島という孤島がある。
 ハワイに連なるミッドウェー諸島などとともにアメリカ海外領(ほぼ無人の島々)   

 アメリカ海外領のうち
 グアムは準州、
 北マリアナ諸島は自治領。
  ※ 中米のプエルト・リコが同じく自治

 北マリアナ諸島は独立国家ではないが、
 パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島は、
 アメリカ[国連]信託統治を経て各々独立。
 パラオは1994年独立、ミクロネシア連邦とマーシャル諸島は1986年独立。
 第二次世界大戦前は日本[国連]委任統治。
 小笠原からサイパン島へ向かう航路があった。さらにパラオやポンペイ島、ジャルート環礁へ。
 第一次世界大戦前、20世紀の始めは、ドイツが広い範囲統治していた。
 意外に思えるが、スペイン、イギリスよりもドイツ、アメリカが伸びてきた時代で、勢力変化が遠く離れた太平洋の島々にも反映された。

 21世紀の始め、今、チャイナが伸びてきて、太平洋進出を試みているが、
 年々アメリカと関係悪化。
 太平洋の島々のうちソロモン諸島、キリバスなどがきな臭くなってきたが、
 ミクロネシアのパラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島はアメリカと自由連合。アメリカが防衛を担っている。先日、パラオとミクロネシア連邦が自由連合盟約更新合意。
 基地をめぐるいざこざなどもあるが、日本、ミクロネシア諸国、アメリカの友好は一帯広域平和維持の礎。

ナウル Nauru

🇳🇷

 ほぼ赤道直下。東はキリバス。
  ※ キリバスも一部ミクロネシア
 ナウル、キリバスはイギリスなどの統治を経て独立。

 ナウル島1島から成る共和国。バチカン、モナコの次に小さい国家。
 広島の厳島(宮島)よりも小さい。小笠原の父島や母島くらい。
 一時、音信不通になったことがある。
 南部のヤレンに空港、官庁。

 

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ふシゼン
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