怪獣のような形をした父島の頭部(北部)、二見(ふたみ)港が小笠原の中心地。
おがさわら丸入港時、二見桟橋は出迎えの宿の人などで賑わう。
大村散策
二見桟橋から西、大村(東町/西町)が中心街。
店、宿がたくさんある。
『食料等の買い出しに不自由することはありません。』
大村海岸のお祭り広場が島旅の拠点。
近くに
B-しっぷ(商工観光会館)
小笠原ビジターセンター
などがある。
砂浜でエメラルド探している人がいたが……
目の前の海がエメラルド。
島寿司(ワサビではなくカラシ)
カフェ
焼肉
割烹
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大村の街から離れると店がほとんどないので、遠出する場合、水と行動食を調達しておく必要がある。
スーパー小祝(こいわい)、小笠原生協など。
雨・風・波の情報も要チェック。
父島到着後、その日のうちに向かった所は大神山神社。
好展望。
二見港・二見湾展望
写真中央の船の奥・対岸は要岩、扇浦。
青灯台から遊覧船、ホエールウォッチングの船が出る。
三日月山
- 大村 - ウェザーステーション - 三日月山
大村の街の西にウェザーステーションと呼ばれている三日月山の展望台がある。
父島気象観測所の気象ドーム(高層観測ドーム)跡。
街から少々歩くが、たいていの観光客が足を運ぶ人気スポット。ガイド本に夕日が素晴らしいと書かれている。
三日月山は二見港・大村の後背に位置する山。標高204m。
ウェザーステーションから三日月山まで遊歩道があり、片道20分弱。厳密にはこちらが三日月山展望台。
ウェザーステーションから沖合の西島
ボードにクジラの行動パターンが描かれていたので「予習」。ホエールウォッチング(ザトウクジラ)のベストシーズンは冬~春。
まだ少し肌寒さを感じる春。探してみたが見つけられなかった。
長ーく感じた1日。
夕日は水平線の上の霞みの中へ消えていった。
海面照らされることなくオシマイ。
運が良ければ日が沈む瞬間にグリーンフラッシュが見られる(らしい)。
おがさわら丸からウェザーステーション方面。「船見山」
奥村、宮之浜、
- 大村 - 清瀬、奥村
二見桟橋から東へ、清瀬、奥村。
大村との間にトンネルのバイパスがある。信号機もある。
清瀬
都営住宅など父島のベッドタウン。
奥村
二見港最奥。
『戦前、欧米系の人たちがいたところ』。
・ 二見岩/赤灯台
伊勢の二見浦にある夫婦岩のような岩ということで、二見港の名の由来。
今は防波堤で地続き。
・ 製氷海岸
枝サンゴ群生地
昔、『製氷会社の工場があった』
・ 小笠原海洋センター
ウミガメ見学
似た名前の小笠原水産センターは二見桟橋の近く。
- 大村 - 宮之浜
宮之浜
二見港の反対側(北)、坂を上って越えると宮之浜のビーチ。
幽霊が出るとか言っていた人がいたが……。
静かなビーチ。
あずまやで昼食。
帰途、強い雨に遭い、学校の駐輪場に駆け込んで雨宿り。街で手に入れた『小笠原物語』を読みきった。もしかしたら不審者だったかもしれない。
釣浜
宮之浜の東、奥村の北。
対岸は兄島。兄島瀬戸は潮の流れが速い。
船旅、島旅
前のページで触れたように小笠原への旅は5泊6日のパターンが多い。
学生の時か、“充電”中の時か、……。
思い立ってふらり訪問というわけにはなかなかいかない。
が、昔、たまたま見かけた小笠原のパンフ表紙のお姉さんが大変美人で、半ば衝動的に予約してしまった。
今は片道24時間(3代目おがさわら丸)だが、
訪れたのは片道25時間半(2代目おがさわら丸)だった時。
小笠原海運HPによると初代おがさわら丸が28時間、その前の船は父島丸(38時間)、椿丸(44時間)、とある。
混んでいて
海が荒れていたら
大変だが、
行きも帰りもなんとか酔わずに済んだ。
寝る、食べる、寛(くつろ)ぐ、寝る、……。
本読んでいるとだんだん気持ち悪くなってくるので、
デッキに出てボーッと海を眺め続ける。
ぐらんぐらん揺れる中で食事するのはキツかったが、
食欲ないからといって食べないと具合悪くなるので、
(経験上)無理してでも食べたほうが良い。
小笠原へ行って注意すべきこと、
それは帰りたくなくなること。
もう少し滞在したい---
帰る便を次の便に変えたら---
11泊12日になった。
浦島太郎状態。
ウミガメ食べた(食べさせてもらった)。
おがさわら丸出港の日は島の人も船を出して見送ってくれる。
海の平和
島の平和
外来生物
島の脅威
ガラパゴス
平和な世界、多様な自然
グローバル
不穏な世界、単調な自然
遠ざかっていく楽園