2025年大阪・関西万博 in 夢洲

WEST(西)

2025年日本国際博覧会協会(www.expo2025.or.jp/)
開催期間:2025年4月13日-10月13日
 午前9時から午後10時まで
会場マップ(www.expo2025.or.jp/expo-map-index/map/)

 まだまだ先と思っていた2025年大阪・関西万博始まる。

 4月12日、開会式。

 2023年に記した『万博 Expoについて~大阪・関西万博』から一部を移して、これまでにニュース等で伝えられて気になった情報をプラス。

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万博 in 夢洲(ゆめしま)

 ▼ 大阪市HP 大阪港港湾地域航空写真から。『大阪港全景(西⇒東)』

大阪市HPから 航空写真
大阪市HPから

 左下が夢洲(ゆめしま)。ドリームiランド。「輪」島。

 2025年1月、大阪メトロ中央線夢洲駅OPEN。コスモスクエア駅から延伸。
 会期中、別のアクセスはJR桜島駅からシャトルバス。新大阪駅~桜島間直通の快速「エキスポライナー」運行。

 梅田・大阪駅、大阪上本町駅、難波(なんば)駅など主要駅からシャトルバス、
 大阪国際空港、関西国際空港から空港バスもある。
 大阪駅~夢洲の一部のシャトルバスに合成燃料(e-fuel。二酸化炭素 CO2と水素 H2から製造した燃料)使用(西日本JRバス、日野自動車、ENEOS)。国内初。

 自家用車は乗り入れできない。P&R(パーク&ライド)。舞洲、堺、尼崎のPからシャトルバス。

 船もある。天保山、ユニバーサルシティポートなどから夢洲[北岸]浮桟橋。
 中之島GATEサウスピア(西区川口。2025年4月OPEN)から水素燃料電池船「まほろば」運航(大阪水上バス、岩谷産業)。

 当初目指していた「空飛ぶクルマ」(eVTOL)によるアクセスはなし。
  連日シャトルで利用するのは無理だろうと思っていた。来場者が実験台にならずに済んで良かった。
 でも、会期中(毎日ではないが)、デモ飛行実施。
 国内商用飛行は2026年以降。大阪、東京などで。

会場

 会場中心部にリング Grand Ring。「大屋根」。
 木造で1周約2km。2025m。
 木材は国産約7割、外国産約3割とのこと。
 なんだかんだ完成。世界最大級の木造建築物。

 パビリオンの大半はこのリングの中
 ・ 海外パビリオン
   イタリア(+ バチカン) 屋上庭園、
   アメリカ 「月の石」展示
   チャイナ 「月の石」展示
   などなど
   前回の万博がU.A.E. ドバイ(2021年開催)、その前がイタリア、チャイナ、次回(2030年)がサウジ・アラビア
   158ヶ国・地域が参加。プチ海外旅行
 ・ 空飛ぶクルマステーション ・・・ 仮想体験
 ・ 「夜の地球 Earth at Night」 ・・・ 輪島塗大型地球儀
 ・ 静けさの森
 ・ 森になる建築(foresting-architecture.jp/)
 ・ 「いのち」をテーマにした8つの館。シグネチャーゾーン
   石黒氏、河瀨氏、河森氏など

 リングの上は歩廊で、一部(南)が堤防内の海面に張り出す設計。
 ウォータープラザ。インタラクティブな噴水、水上ショー。

海外パビリオン、国内パビリオンなど紹介ページ

  •  テーマパークメディア ハピエル 大阪・関西万博2025楽しみ方(happyell.co.jp/osaka-worldexpo) ・・・ いろいろ詳しい
  •  
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 リングの外にもパビリオン。
 リングの東側(東ゲート)に夢洲駅。
 東ゲートゾーン
 ・ EXPOホール「シャインハット」
 ・ 日本[政府]館
   一番大きいパビリオン
   「火星の石」など
 ・ ウーマンズパビリオンとパナソニック「ノモの国」の建築は永山氏。前者はドバイ万博日本館パビリオンの部材再利用
 ・ 三菱未来館(miraikan-expo2025.com/)
 ・ NTTパビリオン
   IOWN(アイオン)によるリアルタイム空間伝送技術
 ・ 大阪ヘルスケアパビリオン(2025osaka-pavilion.jp/)
   ミライ人間洗濯機など
 ・ 関西パビリオン
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 リングの西側(西ゲート)に交通ターミナル(シャトルバス乗降場)。
 「空飛ぶクルマ」離発着ポート。
 乗降場の屋根にペロブスカイト太陽電池。初の本格運用とのこと。
 西ゲートのほうが東ゲートよりも出入りがスムーズのよう。
 西ゲートゾーン
 ・ EXPOメッセ「WASSE」 ・・・ 展示場
 ・ BLUE OCEAN DOME
   竹のドーム、紙のドーム、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のドーム。建築は坂氏。
 ・ ガンダムパビリオン GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
   (ジオング・ガッツポーズ像ではなく)無事?ガンダム立ち膝像。高さ約17m。立像より安定。
   横浜で展示されていた動く実物大ガンダム RX-78F00再利用。
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 大阪ヘルスケアパビリオンのiPS心筋シート、PASONA館(西ゲートゾーン)のiPS心臓が今回の「目玉」か。大阪・関西発の成果でもあるし、「ミャクミャク」している。

 あとグリーン・ゾーン。フューチャーライフゾーン。一番西。
 ・ EXPOアリーナ「Matsuri」 ・・・ 屋外イベント会場
 ・ 「未来の都市」パビリオン(www.expo2025-futurecity.jp/) ・・・ 事前予約制
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 パビリオンの一部は事前予約制。
 予定通りスムーズに見れるかどうか。
 会場内の支払いはキャッシュレス決済のみ。
 スマートフォンの電池切れに注意。

 会場内は外周をEVバス「e Mover(イームーバー)」が運行(有料)。EVモーターズ・ジャパン。
 一部の小型EVバスで自動運転(レベル4)、走行中ワイヤレス給電。

 万博も五輪同様批判的な声が多く聞こえてくる。
 最たるものは建設費、運営費が当初の見積もりから膨らんでいくというお決まりのパターン + 国民生活余裕がない時代。
 IR(統合型リゾート。いわゆるカジノ。2030年頃開業予定)と抱き合わせのように進行しているのも良く思われていない。
  まもなく(4月中)万博会場北側で施設本体工事着工。
 他にもあのやねやーね、とかいろいろあるが、
 中には見当違いの批判もある。
 閑古鳥鳴く状況ならばリングの上をぐるりと廻りに行くのも良さそうだが、混雑するであろう。
 1日で見れるパビリオンは3つ4つくらいまでか。
 会期中、脅威になりそうなのは大混雑、猛暑、台風。

 大阪・関西圏の人が足運んで、いろいろ面白い情報が発信されれば、関心なかった人も足運びたくなる。おそらく会期後半のほうが混雑する。
 なんだかんだ記憶に残る「万博イヤー」になるのではなかろうか。

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ふシゼン
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