【横浜_横浜港】 大黒埠頭 ぶらり島歩き

EAST(東)

 前回の続き。

 大黒町から大黒大橋を渡って大黒埠頭へ。

大黒大橋
奥は横浜ベイブリッジ

 車やバスでは幾度も(首都高速)通っているが、徒歩で来るのは初めて。

 ▼ 大黒大橋からポートサイド、みなとみらい方面

大黒大橋から

 このアングルでゆっくり眺めたことなかった。
 「横浜・さとうのふるさと」の左(写真中央)の高層ビル群がポートサイド。その手前が瑞穂埠頭 (アメリカ軍)横浜ノース・ドック。風車「ハマウィング」が目印。
 条件好ければみなとみらい方面に富士山が見える。
  冬の晴れた日だったが、見えなかった。

 ▼ ひと山越えて振り返る

大黒大橋

 大黒大橋は斜張橋。全長700m超。1974年完成。
 橋の途中の門(主塔)からケーブルで橋桁を吊っている。
 写真右の首都高速は、京浜運河の上、トラス。

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大黒埠頭

 橋はまだ終わらないが大黒埠頭上陸。

 ▼ 大黒大橋から大黒PA方向

大黒大橋から

 トラスではなくなった。
 リング、らせん、
 そろそろ万博か……。

 首都高速大黒PA(パーキングエリア)には昼夜多くの車が集まる。
 場所柄、トラックなど大型車がメインだが、車好きの人が集まって、スポーツカーや改造車などの「野外博物館」状態になることもある。

 個人的にもマイカー手に入れて一番最初に来たかったところがココだった。
 ぐるりと回りながら上り下り走ってみたかったのと
 かつては車を置いてスカイウォーク(横浜ベイブリッジ)まで行って戻って来れた。
  ※ 今は出入りできない
 PA内には売店もある。
 分かりにくいので間違えて反対方向へ出てしまったこともあったが、ぐるりと大回り(ホントに大回り)して戻って来ることができた。

 首都高速から車で大黒埠頭に出る場合、大黒PAに寄らずに出る必要がある。大黒PAから大黒ふ頭出口に出れない。
 大黒ふ頭入口から大黒PAも利用できない。

 大黒大橋を渡り終えて、大黒ふ頭バス停

 ▼ 大黒ふ頭バス停から大黒大橋

大黒ふ頭バス停から大黒大橋

 帰りはここから乗った。

 まっすぐ進んだ先、終点に海づり公園がある。

 横浜港国際流通センター Y-CC

 大黒埠頭は横浜の主力輸出港。自動車および自動車部品が輸出品の半分を占めていて、次々自動車運搬船に運ばれている。
 国内最大は名古屋港。
 日本の輸出品の一番が自動車で、その輸出先一番がアメリカ。4月から関税25%発効。
 日本の「国難」?「国難」もたらす「同盟国」?
 昭和の始め、横浜、日本の輸出品の一番が生糸で、その輸出先一番がアメリカだった。そして10年後……

横浜ベイブリッジ、スカイウォーク

 大黒ふ頭バス停の先を右へ折れると横浜ベイブリッジ。

 傍に大黒ふ頭客船ターミナル。2019年4月OPEN。
  海外の豪華客船が大型化して横浜ベイブリッジ(高さ55m)をくぐれなくなってきたので、ベイブリッジの手前に整備。
  干潮時を見計らってくぐっていたこともある。
 同時にベイブリッジのスカイウォークも復活。
  2010年から閉鎖状態だった。(大黒PAと行き来できなくなった)。

 スカイウォーク SKYWALK
  横浜ベイブリッジの遊歩道・展望施設。
  大黒埠頭側のみ。本牧埠頭(山下埠頭の隣)側はない。

 ▼ スカイウォーク入口のスカイタワー

スカイウォーク入口のスカイタワー

 2019年に復活したスカイウォークはウイルス禍で閉鎖(2020年)。
 2022年再び復活。
 休日の客船着岸日に開放される。平日開放の日もある。
 行った日はあいにく閉まっていた。
 横浜市HPに開放日のスケジュール表があるので、確認してから行ったほうが良い。
 駐車場はスカイウォーク利用者のみ(開放日のみ)。

 スカイタワーの裏へ。

 ▼ 大黒埠頭からみなとみらい、ポートサイド

大黒埠頭からみなとみらい、ポートサイド

 ▼ ベイブリッジの下。内港側

大黒埠頭 ベイブリッジの下

 横浜ベイブリッジは斜張橋。2基の主塔からケーブルで橋桁を吊っている。
 主塔の高さ175m。
 主塔間の支間長(中央スパン)460m。全長860m。1989年完成当時国内最長の斜張橋。
  世界一とも言われたが世界第二、2層構造では世界一だったよう。
 2層(ダブルデッキ)構造。上層が首都高速湾岸線、下層が国道357号(自動車専用、無料)。
  徒歩・自転車で本牧側には渡れない。

 ▼ ベイブリッジの下。外港側

大黒埠頭 ベイブリッジの下

 赤灯台があって、奥に白灯台がある。
  大黒大橋から見た2つの赤灯台とは別。先の海づり公園にも赤灯台がある。
 対岸は本牧埠頭。
 手前の遺構が謎めいているが、ここの赤白灯台は横浜外防波堤北灯台・南灯台という名なので、外防波堤跡の一部であろう。
 灯台の初点灯は1935年。
 ベイブリッジができる前から横浜港の玄関口。
 ここの赤白灯台は2019年に消灯。

大黒ふ頭客船ターミナル

 ▼ 巨大クルーズ船 MSCベリッシマ

大黒埠頭 MSCベリッシマ

 高さ75.5m。
 写真中央下あたりが本牧埠頭の横浜港シンボルタワー。
 その奥に埋立中の本牧埠頭。地図に載っていない。

 ▼ ベイブリッジをくぐれないMSCベリッシマ

大黒埠頭 MSCベリッシマ

 奥に大黒ふ頭客船ターミナル。
 ターミナルへの立ち入りは原則乗船者、関係者のみ。
 2019年供用開始後、まもなくウイルス禍で閉鎖(2020年)。ダイヤモンド・プリンセスが話題になった。

 ※ MSCベリッシマ BELLISSIMA
    MSCクルーズ(www.msccruises.com/)
    全長316m、総トン数約17万トン、乗客数約5700人
   ダイヤモンド・プリンセス
    プリンセス・クルーズ(www.princesscruises.jp/)
    全長290m、総トン数約11万6000トン、乗客数約2700人
    長崎造船所で建造。2004年就航

 2023年、海外のクルーズ船本格的に再開。
 2023年4月、大桟橋、新港埠頭、大黒埠頭に計5隻のクルーズ船同時着岸。
 この時、MSCベリッシマ初入港。
 MSCベリッシマは2024年から沖縄・那覇が母港。日本各地周遊。ジャパネットのチャータークルーズもある。

 ダイヤモンド・プリンセスは高さ62mから54mになって、ベイブリッジをくぐれるようになった。

 帰りはバス。
 ベイブリッジを渡るバスもある。
 横浜市営バス109系統。スカイウォーク前バス停から。
 本数は少ない。

 生麦駅、鶴見駅行きのバスへ。
 スカイウォーク前バス停ではなく(上述の)大黒ふ頭バス停から。

 隣に大黒ふ頭中央公園がある。
 自販機、トイレ、ベンチあり。
 駐車場は公園施設(テニスコートなど)利用者のみ。
 近くに港湾関係者用の食堂、売店があるが、平日・土曜のみ営業。

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ふシゼン
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