【隅田川都心エリア】 浅草 ぶらり街歩き

JAPAN(日本ぶらり)

 春のうららの隅田川~。
 もう春も終わり。

 新型コロナウイルスもあまり騒がれなくなって、ほとんど気にすることもなくなった。
 マスクしているけれど感染防止というよりトラブル防止。

 今春(2022年春)ふらりと訪れた浅草。
 過密になる前に。

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浅草寺(せんそうじ)

 今日、日本橋~東京駅~銀座が東京の一大中心地だが、
 古来、江戸(東京)随一の町は浅草。

 あまり歴史を知らなかった昔は、何故外国人は浅草好きなんだろうぐらいに思っていたが、
 確かに丸一日観光気分で巡れる。

 今回は主に浅草寺(浅草観音)参り。

 浅草寺は都内最古の寺。飛鳥時代の創建。東国では大変早い。
 総門が雷門。

  •  雷門 - 仲見世 - 浅草寺本堂
  •  国際通り/浅草駅(つくばエクスプレス) … オレンジ通り … 雷門 - 浅草駅 - 吾妻橋すみだリバーウォーク駒形橋 ・・・ 雷門通り(浅草広小路)

 雷門の正式名称は風雷神門だが、提灯にデカデカと雷門と書いてあるので「雷門」。

提灯の底に卍、「金龍」、「松下電器」。奥は風神様

 雷門くぐる前に浅草文化観光センターがあるので、立ち寄ってパンフを漁る。

  設計したのは誰でしょう?
  ヒント:くま○んご

  電子看板(デジタル・サイネージ)。前に立つとパンダパンダパン……になるAR(拡張現実)サイネージ。

  最上階に展望テラスがあって仲見世など町を一望できる。喫茶室も併設(アサクサ ミハラシ・カフェ)。

写真4 左に見える高いビルは浅草ビューホテル

  東京スカイツリーはもちろん、ビールのオブジェもギリギリ見える。
   追)泡ではなく炎でした

  テラスの下の階に歴史資料が展示されていた。

 参道・仲見世[通り]
  おそらく混んでいないほうだが、それでも混んでいた。
  人形焼、揚げまんじゅう、せんべい、雷おこし、浅草のり、……。

 仲見世の東は観音通り/メトロ通り。

 仲見世の片側が途切れたところで、伝法院通りが交差している。
 伝法院は浅草寺の本坊(住職の宿坊)。非公開。『毎年春頃に庭園を一般公開』とのこと。

 浅草公会堂にスターの手型。
 公会堂の西はオレンジ通り。

 仲見世を抜けると宝蔵門(仁王門)。提灯に小舟町と書いてある。小舟町は日本橋の町。
 奥の本堂(観音堂)の大提灯は「志ん橋」。=しんばし=新橋!。

 大提灯は東の二天門にもある。

 本堂の西に影向(ようごう)堂、六角堂など。
 立ち寄って何気なくコイを眺めていたが、
 池に架かっている橋は都内最古の石橋だった。1618年。

 本堂の東隣に浅草神社。
 観音様を発見して祀った(浅草寺開創縁起)土師(はじ)氏と檜前(ひのくま)兄弟の三者を祀っている社。三社祭が有名。

 境内でたまたま猿回しに遭遇。
 竹馬乗ってハードルを軽やかにジャンプ!。すまし顔。
 下の写真の猿は長ーい竹馬に乗って歩いている。

 ブタも参ります。

 東の二天門~隅田川は花川戸。
  履物の町。
  花川戸公園に姥ヶ池跡の碑。今は人工池。

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浅草六区周辺

 六区(ロック)とは---
 かつての浅草公園が、
 浅草寺本堂周辺:1区、仲見世周辺:2区、花やしき周辺:5区、……
に7分割されて、うち6区が浅草寺西側の繁華街だった、とのこと。
  ※ 浅草公園は明治時代に上野公園、芝公園などとともに日本初の「公園」に指定された

 六区ブロードウェイという通りがあり、明治~昭和、TVが流行る前、芸能界わいの中心だったようだ。

 今はつくばエクスプレスの浅草駅がある。
  ※ 他の浅草の3駅とは離れている
 駅の傍に高層の浅草ビューホテル(上の写真4左)。
 松竹の国際劇場の跡地で、国際通り(蔵前-浅草-三ノ輪)の名の由来。

  •  浅草ROX
  •  浅草演芸ホール
  •  東京楽天地浅草ビル ・・・ 東宝系
     まるごとにっぽん ・・・ 2021年リニューアルOPEN
  •  江戸たいとう伝統工芸館
  •  
  •  
  •  

 浅草花やしきは日本最古の遊園地。遊園地になる前から花やしき。開園は江戸幕末。

 観光センターの地図を見ていたら「日本初のエレベーター」の文字が目についた。現存しないが、凌雲閣というタワー(通称「十二階」)が花やしきの西に建っていた。
  関東大震災(1923年)で倒壊。当時高さ日本一(52m)のタワー。

 まだまだ知らないディープな浅草。

  •  浅草寺本堂 - 国際通り/浅草駅(つくばエクスプレス) - かっぱ橋(合羽橋)

 国際通りの西にかっぱ橋道具街(東京合羽橋商店街)
  飲食店御用達
 通り沿いに区立中央図書館

 さらに西側、上野まで徒歩圏。

奥浅草

 あまり聞き慣れない奥浅草。
 浅草寺の北側を指すようだ。

 浅草寺本堂の裏へ回ると仲見世の賑わいに比べて閑散としている広場。
 が、浅草6丁目(6区ではない)は幕末~明治初期、歌舞伎の芝居町として賑わった、とある。当時の町の名は猿若町。

 言問こととい通り沿いに雷5656会館

  •  浅草寺本堂 - 馬道雷5656会館
  •  言問橋 - 馬道 - 雷5656会館 - 西浅草3(国際通り)

 下のページに待乳山(まつちやま)、隅田川散歩

 今戸/橋場

  •  今戸神社
  •  皮革産業資料館
  •  
  •  
  •  

 「酉の市」で知られる鷲(おおとり)神社。
 周辺は吉原(よしわら)。

 三ノ輪駅

 王子を流れる石神井川(音無川)の流路変遷もややこしい。音無川は王子で石神井川から分かれて、
 三ノ輪 - 山谷堀(さんやぼり) - 待乳山近くの隅田川
へ流れていた。
 本には清流と書いてあるが今は暗渠。

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ふシゼン
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