2022年上半期の地震、石川県能登の地震

GEO(地)

 連日猛暑
 セミはまだ出てきていない

 雨降れば豪雨
 雨降らなければ猛暑
 節電してください
 冷房使ってください

 節電して熱中症
 マスクして熱中症
なんてことにならないように気をつけよう。

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2022年の地震(6月まで)

 猛暑ではなく地震について。
 6月に大きな地震があったので、少しまとめておいた。

 2021年12月以降の震度5以上の地震は、

発生日時震央最大震度マグニチュード震源の深さ
2021/12/3山梨東部・富士五湖5弱M4.819km
2021/12/3紀伊水道5弱M5.418km
2021/12/9トカラ列島近海5強M6.114km
2022/1/4父島近海5強M6.177km
2022/1/22日向灘5強M6.645km
2022/3/16宮城・福島沖6強M7.457km
2022/3/18岩手沖5強M5.618km
2022/4/19茨城北部5弱M5.493km
2022/5/22福島・茨城沖5弱M65km
2022/6/19石川能登地方6弱M5.413km
2022/6/20石川能登地方5強M514km
2022/6/26熊本5弱M4.79km
気象庁 震度データベース検索(www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/)から
※ 3月16日の地震は2分前に震度5弱の地震

 2021年12月以前2021年3月以降の震度5以上は、

 2020年以前(2011年以降震度6弱以上)の大地震は、

 震度6以上は、
 今年(2022年3月 宮城・福島沖
  ※ 東北新幹線が脱線、復旧まで1ヶ月
    先日阿武隈急行が全線再開
 2021年2月 宮城・福島沖
 2019年6月 新潟・山形沖
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 追)2022年下半期-2023年の震度5以上は、

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石川県能登の地震

 太平洋側の青森~千葉は定期的に大きな地震が起きている。
 日本海側は比較的少ない。
 だが、時々大きな地震が起こる。

 6月に震度6弱を記録した石川県能登半島は、
 1年以上たびたび揺れていて警戒されていた地域。
 2021年9月に震度5弱
 2020年3月に震度5強
の地震が発生している。

 過去2007年-2008年にも大きな地震が多発しているが、
 この時は門前周辺で、
 今回は珠洲周辺で群発地震。
 震源の深さは10-15kmと比較的浅め。

 震源の下に流体が溜まっていて、ボボンと膨張する際に揺れるらしい。
 流体は水の可能性が高いとのこと。
 マグマの可能性は低い。能登が火山地帯ではないという理由で。
 あとは水蒸気など。

-参考-

  •  金沢大学 地震学研究室 - 珠洲市付近の地震活動(hakusan.s.kanazawa-u.ac.jp/seismo_lab/topics/suzu/) ・・・ リンク切れ(リンク復活)
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 海洋プレートの沈み込みが能登の地震の直接的原因ではないが、水と思しき流体は海洋プレート由来、とのこと。
  ※ マグマもプレート由来の水
 能登半島において海洋プレート(スラブ)は地中深い。太平洋プレートの場合、約250km。
  ※ プレートの等深線の図参照
 また、能登半島手前の富山は大きな地震が少ない。

 新潟・富山・石川はプレート境界が不明瞭。
  ※ 松本盆地~糸魚川より松本盆地~信濃川のほうが地殻変動が活発

 日本海(日本列島)形成史も絡んで結構難しい。

 なお、能登半島北部付近の活断層などの図は、次のページでも見られる。
  産業技術総合研究所(産総研) 『能登半島北部周辺に刻まれた日本海発達の歴史』
   2007年、1993年、1896年、1729年に大きな地震

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ふシゼン
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