2021年末、近頃地震が気になる

GEO(地)

 早いものでもう12月。

 今年の冬はラニーニャの影響で平年より寒くなるような話を耳にしたが、
 確か昨年も同じこと言っていた。
  ※ 昨年寒かったのは年明けまでで、1月下旬以降は暖冬だった

 台風シーズンは難なく終わり……
  ※ と思ったら小笠原諸島に強い台風21号が接近。12月の台風接近は非常に珍しい

 ウイルス禍は(国内は)収束に近い状態だったが、海外で感染力の高いオミクロン株が発生。
 重症化する変異株だと問題だが、重症化しない変異株ならば、既存株を置き換えてくれて、むしろ好都合ではないかと思ってしまう。
 仮定の話で少々無責任だが、いずれただの風邪になっていくということはそういうことではあるまいか。

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地震どどん

 そんな中地震が気になる。

 昨日(12月3日)の朝、縦揺れの地震。
 震源地:山梨県東部・富士五湖、深さ19km、M4.8、震度5弱:山梨県大月市

 未明にも同じ場所で2回地震があったようだが、こちらは熟睡していて全く気づかず。

 その前日(12月2日)未明の地震は、変な夢見ながら何か揺れていたので知っている。眠ったままだったが。
 こちらは茨城県南部が震源。

 先月(11月17日未明の地震が、いつもと違う揺れ方で、この時は眠りから覚めた。縦揺れだったが、久しくないような揺れ方。
 震源地:神奈川県西部、深さ約20km、M4.4、震度4:神奈川県清川村

 相模トラフと駿河トラフの間のフィリピン海プレートの境界が、酒匂川/鮎沢川 - 富士山 - 富士川河口のライン。神奈川-静岡。

 今回の震源・神奈川県西部(丹沢)~富士河口湖はフィリピン海プレートの境界の北。神奈川-山梨。
 下図は気象庁作成の震央分布図(1997年10月以降)。

気象庁

 かなりの地震頻発地帯。

 震源の深さはほぼみな20-30kmより浅い。

 なお富士山の活動と直接の関係はない、とのこと。
 火山活動の観測は地震とは別に調べられていて、富士山の観測データに異常はみられない、ということ。

 富士山は熟睡しているので、大地震がどどんどどん刺激しないとドドンパにならない(と思われる)。

 周辺の震度5以上の地震は2012年の震度5弱の地震以来9年ぶり。
 2012年1月28日の朝。
 たまたま富士山近くの道の駅で用足していたとき起こったのでよく覚えている。
 災難はいつどこで遭うか分からない。

 昨日(12月3日)は関西でも地震があった。
 震源地:紀伊水道、深さ18km、M5.4、震度5弱:和歌山県御坊市
 下図も気象庁HPから。

気象庁

 和歌山県北部は地震頻発地帯。

 周辺の過去の主な地震は、今回の震源よりやや南を震源とするものが多い。

 関東の地震とは関係ないと言うものの
 フィリピン海プレートが活発なので
 南海トラフ~相模トラフの巨大地震がちらついてしまう。

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2021年の地震

 今年(2021年は2月に宮城・福島沖で震度6強の地震があった。
 以降、震度5以上の地震は、

発生日時震央最大震度マグニチュード震源の深さ
2021/3/14熊本5弱※M4.4約10km
2021/3/15和歌山北部5弱M4.64km
2021/3/20宮城沖5強M6.959km
2021/5/1宮城沖5強M6.851km
2021/9/16石川能登地方5弱M5.113km
2021/10/6岩手沖5強M5.956km
2021/10/7千葉北西部5強M5.975km
気象庁 震度データベース検索(www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/)から
※ 3/14の熊本は防災科学技術研究所の震度

 2020年以前(2011年以降震度6弱以上)の大地震は、

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ふシゼン
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