Googleアドセンス AdSenseで見かける用語について整理。
Googleアドセンスのレポートにデフォルトで表示されているのは過去1週間のデータ。
過去3年間まで遡ってみられる。
CSVファイルとしてダウンロードできる。
そこにデフォルトで設定されている項目(指標)は、
- 推定収益額
- ページビュー ・・・ PV Page View
- ページのインプレッション収益
- 表示回数
- インプレッション収益 ・・・ RPM Revenue Per Mille
- アクティブビュー視認可能率
- クリック数
「ページビュー」はページの表示回数。PV。
アクセス数の指標。
ユーザー数 ≦ イベント数(セッション数) ≦ ページビュー数。
サイトのアクセス数(の指標)として「月間○万PV」などとよく目にする。
「表示回数」は広告[ユニット]の表示回数。
「クリック数」は広告がクリックされた回数。
このあたりはOK。
インプレッション収益 RPMは、
広告の表示回数1000回あたりの平均収益、とある。
(クリックされなくても)表示されるだけで収益が得られるタイプの広告がインプレッションだが、レポートを見るとクリックからの収益もインプレッション収益に含まれている。
推定収益額 = (広告の)表示回数 × RPM / 1000
・・・ RPM:1000 = 推定収益額:表示回数
ページのインプレッション収益(ページRPM) PRPMは、
ページの表示回数1000回あたりの平均収益。
推定収益額 = ページビュー × ページRPM / 1000
たいていの場合、1ページに1広告ではなく複数の広告が貼り付けられているので、
RPM ≦ ページRPM。
広告単位でみるなら「表示回数」とRPM、
ページ単位でみるなら「ページビュー」とページRPM。
「アクティブビュー視認可能率」は、広告がどれだけユーザーに見られているか、という指標。
一瞬(1秒未満)表示されただけでは見られていないという扱いになっている。
当ブログでは50%前後で推移しているが、そういうものらしい。
Googleアドセンスのトップ画面の「掲載結果」からもレポートページに入ることができて、
- CPC
- ページCTR
という指標もある。
CPCはクリック単価 Cost Per Click。広告1回クリックあたりの費用。広告主の側からみた場合。
サイト運営者からみる広告1回クリックあたりの収益。
CTRはクリック[スルー]率 Click Through Rate。
ページCTRはページのクリック率。ページビューあたりのクリック数の割合。
ページCTR = クリック数 / ページビュー
×100で[%]
ページCTRが0.01(1%)ならば、100PVで1回クリック。0.005(0.5%)ならば、1000PVで5回クリック。
クリック数 / (広告の)表示回数
であれば、(広告)CTR。
(広告)CTR ≦ ページCTR。
クリックからの収益は、
= CPC × クリック数
= CPC × ページCTR × ページビュー
大雑把にみると収益は、
= 広告単価 × クリック率 × アクセス数
各々上がれば収益も上がる。
ただし、クリック率が上がって広告単価が下がることもある。
Googleアドセンスのトップ画面の「入札方法」に
- CPM
- アクティブビューのインプレッション単価
という指標もある。
CPMはインプレッション単価 Cost Per Mille。広告の表示回数1000回あたりの平均費用。広告主の側からみた場合。
広告費用 = (広告の)表示回数 × CPM / 1000
サイト運営者からみると広告の表示回数1000回あたりの平均収益 = インプレッション収益 RPM。
クリックからの収益もインプレッション収益 RPMに含まれているので、
クリック単価 CPCをCPMへ換算した“実際の”費用
= eCPM effective CPM 有効CPM
が使われている。
アクティブビューのインプレッション単価は、
『広告の少なくとも50%が最低1秒間画面に表示された場合』、支払われる費用。
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